平成27年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文（柿沼トミ子議員）

JR宇都宮線快速列車の栗橋駅停車について

Q　柿沼トミ子議員（自民）

私は、平成25年9月県議会一般質問において、JR宇都宮線快速列車の栗橋駅停車実現に向けて、JR東日本に強く働き掛けていただきたく、企画財政部長に深くお願いをいたしました。東京オリンピック・パラリンピックの開催や圏央道の県内開通により、県北地域の重要性はますます増加しています。また、被災地・福島をはじめとする県北地方への窓口にもなっております。さらに、栗橋駅はJR宇都宮線と東武日光線が乗り入れる交通の要衝でもあります。世界遺産・日光方面への乗換え駅に注目したポテンシャルの高い立地と将来性をもっと大きく評価していただきたいと思います。埼玉県土の均衡ある発展のために、JR東日本に強く働き掛けていただきたく、お願いを申し上げます。企画財政部長の前向きの御答弁をお願いをいたします。 

A　中原健一　企画財政部長

栗橋駅にはJR宇都宮線と東武日光線が乗り入れており、宇都宮線は、平日で上下線205本の普通列車は停車しますが、29本の快速列車が通過しております。
県では、地元加須市及び久喜市の意向を踏まえ、JR東日本に対して快速列車の停車を昨年及び今年も要望してきたところでございます。
JR東日本からは、快速列車の停車駅については、遠距離通勤者の利用者数、速達性などの観点から総合的に判断すると聞いております。
栗橋駅は快速列車が停車します久喜、古河駅からは各8キロメートル程と十分離れているものの、JRの乗降客数は平成26年度の1日平均で約2万4,000人と、快速列車が停車する他の駅と比べて下回っている状況でございます。
停車の推進には、観光や圏央道を生かした企業誘致などにより、利用者数を増加していくことが重要と考えております。
県といたしましては、快速列車の栗橋駅停車について、引き続き地元市の意向をJR東日本に対し、しっかりと伝えてまいります。 

• 上記質問・答弁は速報版です。
• 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。