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ページ番号:54802
掲載日:2023年5月19日
Q 横川雅也議員(自民)
埼玉県内32校の特別支援学校にてリフト車や大中小型バス、また、ワンボックス車を運行し、生徒の送迎が行われています。そのバスの利用生徒の保護者の方からは、一層自宅近くまでの送迎を望む声が上がっています。肢体不自由の生徒をお持ちの保護者は、自宅から送迎場所に向かうだけでも相当の負担があります。さらに、自宅から送迎場所が遠いともなると、その負担は一層大きなものになります。埼玉県は、特別支援学校の通学手段の確保について他県と比べて力を入れているとのことですが、現状に満足せず行政としてはより良い県民サービスとなる取組を常に目指すべきだと考えます。
肢体不自由の生徒をお持ちの保護者に寄り添った障害者への配慮を図るべく、保護者からも実情をしっかりと聴取し、運行経路の見直しや大小の送迎車両の使い分け、運行方法の見直しも含め改善が必要と考えますが、教育長に見解をお伺いいたします。
A 関根郁夫 教育長
「特別支援学校のスクールバスについて」お答えを申し上げます。
県立特別支援学校のスクールバスにつきましては、毎年度児童生徒数の推移や一人一人の障害の状況を考慮し、バス停の設置場所や運行経路などを決定しております。
決定に当たっては、道路の幅員などの物理的制約や、全体の通学時間などの時間的制約がありますが、保護者会を開催して要望を伺うなど、個別のニーズに対応できるよう、状況の把握に努めております。
その上で、改善が必要な場合には、バス停の設置場所や運行経路の変更、増車、バスのサイズの変更などを行い、保護者や児童生徒の負担軽減に取り組んでおります。
特に、肢体不自由特別支援学校については、個々の障害の状況に応じて身体をしっかりと固定するためのカーシートをバスに設置するなど、丁寧な対応に努めております。
今後も引き続き、児童生徒の障害の状況や保護者の皆様からの要望に配慮しながら、通学手段の充実に取り組んでまいります。
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