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ページ番号:54986

掲載日:2023年5月19日

平成27年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 (諸井真英議員)

プロジェクトせんたくについて

Q 諸井真英議員(自民)

私は、3月の改選前の予算特別委員会において、同様の質問をいたしました。そのとき、知事は私の発言途中に、大きな声を発し、質問を遮るなど妨害をされ、大変興奮をされていたように見えましたけれども、それは私が申し上げたことが否定できない事実だったからなのかなと後から受け止めております。
前にも申し上げましたけれども、私は自民党がパーフェクトだとか、自分が全て正しいなどと申し上げたことはありません。いろいろな立場、御意見があっていいと思うし、自分自身、教えていただくことも多々あります。
ただ、プロジェクトせんたくは政策がなかった。知事は、10の政策があるということで答弁をされましたけれども、この10の政策とは安心して子供を産める社会の実現とか、雇用の拡大と安定とか、みどりと川の再生とか、これはどんな立場の方でも反対できない、当たり前のことであります。誰でも賛同することしか書けないということは、逆に言えば理念や政策がない、共有していないからそうなるのだとも指摘をいたしました。
つまりは、理念のない選挙目的の団体だったということです。理念が共有されていなければどうなるか、一つひとつの政策や法案をめぐってばらばらになって分裂する、そういう現象を国民は何度も見てきました。そういう団体を知事は全力で応援をされたわけであります。
私は、理念のない団体が議席を増やしても、政治が良くなることはないと選挙前に申し上げましたけれども、知事はどういう思いで応援をされたのでしょうか。自分の言うことを聞く人なら何でも良かったのでしょうか。また、選挙を終えて県議会に来てみたら、どこにも「せんたく」の文字がありません。理念を持って戦われたと、もしするのであれば、せんたくという会派を作って、堂々と理念に基づいて活動すべきではないのでしょうか。
国政においては、比例区で当選した議員が所属政党を変更した場合に、国民から非難を受ける場合がありますけれども、今回のことはそれよりひどいんじゃないでしょうか。選挙において、候補者個人の票ももちろんあったとは思います。しかしながら、せんたくだから、上田知事が応援している団体だからと票を投じた有権者が少なからずいたはずでありますし、また、それを狙って知事と二連ポスターを貼り、知事が応援に入ったというふうに理解をしております。せんたくに一票を託したそういう県民、有権者に対して失礼ではないのか。当選してしまえば、後はどうでもいいという態度は、県民に対して大変不誠実だと感じますが、応援団長、実質的には党首としての責任はないのか、どう果たすのかお伺いをいたします。

A 上田清司 知事

まず、プロジェクトせんたくの質問の部分で、賛成派を作るような動きであったのではないか、という御指摘がありましたが、再三再四言っておりますが、そんなケチな根性は持っておりません。
少なくとも議会改革をはじめ県政改革に意欲を持った若い人達が集まっている。そして支援の要請がある。そういう中で私自身、こういう人達ならばということで応援をさせていただきました。
お話にあるように政治団体の代表になれというようなお話もございましたが、私はそういう立場ではないと思っておりましたので、それならばということで応援団長をやりましょうという経過がございます。
それから、理念がないとか綱領がないというお話もございました。
確かに、どこかの政党のように大勢の方々が集まって、起草委員会があったり、そしてまた基本政策の検討委員会があったりして、政党を作ったりするものとは全く違う訳であります。
設立趣意書と、そして10大政策がある、それが貧弱だという批判は、それはそれで、多分プロジェクトせんたくの皆さんは甘んじて受けますが、どだい比較するということをもって批判するというのは逆にいかがかなと私は思っております。
おのずから政党と違いますし、正にプロジェクトとして作られたグループでありますので、この点について御理解を賜りたいと思います。
それから、先の県議会選挙におけるプロジェクトの評価でございます。
プロジェクトせんたくという名前が会派の構成の中で出てこないじゃないか、この点について、私が言及する立場にはございませんので、これは代表をはじめメンバーの皆さんに聞いていただくほかございませんので、その辺についても御理解ください。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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