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掲載日:2023年5月17日

平成27年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(岡田静佳議員)

所沢航空発祥記念館の集客力アップについて

Q 岡田静佳議員(自民

日本航空発祥の地である県営所沢航空記念公園は、1911年4月にアンリ・ファルマン機が飛び立った歴史的な場所であり、公園内にはそのシンボルとして所沢航空発祥記念館が建てられています。園内には広い敷地に各種運動スペース、お茶室などがあり、県民の憩いの場として大変親しまれております。
しかしながら、「航空発祥記念館は入館料が高い」という声をよく聞きます。入り口の無料のお土産売り場には子供はたくさんおりますが、有料の記念館の中には子供がまばらです。幼児無料、子供の入館料は100円と安くしていただいたのですが、付き添いの親の入館料が510円と高いことが利用者が少ない原因になっていると考えます。入館料の値下げや入館料を半額や無料にする日を設ける、親子割引など、県民の理解や愛着を深めることができないかと考えます。もしくは入館料を据え置くなら前回大好評だったゼロ戦を誘致したり、飛行機やジェットエンジンの展示を増やしたり、映像館をゼロベースで見直すなど魅力アップを図って、入館料を払ってでも入りたい施設に変える必要があります。
ちょうど所沢駅西口の西武鉄道車両工場跡地では区画整理事業が計画されておりますが、そこには日本が第一次世界大戦の戦利品として得た元ドイツ軍の青島飛行場の格納庫があります。区画整理事業に伴って解体されるおそれがあるこの建物は貴重な歴史的建造物であり、後世に残していくべき財産であると考えます。この建物を航空記念公園内に移設して保存することができないかと考えています。所沢市は記録保存を進めておりますが、県には航空発祥記念館があります。そこで、ぜひ格納庫の一部のシンボル的な部分や境界石だけでも記念館に残すことはできないでしょうか。
航空発祥記念館の入館料の見直し、旧陸軍の飛行機格納庫の展示保存について、都市整備部長に方針をお伺いいたします。

A 秋山幸男 都市整備部長

記念館の入館料につきましては、他の航空関係の博物館の入館料を参考にして定めており、大人料金の全国平均約640円に比べ約130円低い料金設定となっております。
入館料の値下げにつきましては、新たな入館者の獲得に一定の効果が期待できる一方で、単価の減額で全体の利用料金収入が減少することも考えられます。
このため、入館料の見直しにつきましては、こうした影響を慎重に見極めながら、展示内容の充実策も含め指定管理者とともに検討してまいります。
次に、旧陸軍の飛行機格納庫の保存についてでございます。
この格納庫は大規模な建物で、老朽化が激しく耐震性にも問題があるため、所沢市は移設や現物での保存は難しいと考えているとのことでございます。
このため、市では建物の所有者との調整により記録保存を前提に歴史的価値などの調査を行っていると聞いております。
調査の結果、歴史的建造物として何らかの形で保存する価値があるとの結論が出ましたならば、市と所有者の協議を踏まえ対応してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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