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掲載日:2023年5月17日
Q 杉島理一郎議員(自民)
先に述べたとおり、彩の森入間公園は防災活動拠点の役割がありますが、ふだんは県民の憩いの場や健康づくりの場としてにぎわいを見せております。昨年には、指定管理団体による自主事業としてバーベキュースペースもオープンをしました。一定の反対や懸念はあったものの、災害時には炊き出しにも活用できることを考えると、許可をした県の先見性ある判断に評価をしているところでもあります。
そこで、彩の森入間公園の更なる充実に向けて質問いたします。
まず、1点目はドッグランスペースの新設です。災害時にペット用の避難所として活用できることを考えれば、バーベキュースペースの理論同様、その意義は大変大きいと考えます。既に、地元公明党市議団からの要望としても検討されていると思いますが、今回特に防災活動拠点の機能充実化という観点からも、前向きな回答をお願いいたします。
2点目は、子供や若者にとっても魅力のある公園づくりについてです。当公園は、子供連れの若い家族も多く利用しますが、子供用の遊具がとても少なく、残念だとの声が上がっています。また、若者が駐車場や階段等でスケートボードやBMXを楽しんでおりますが、安全面からも専用の区画をとってパーク設備を設置するべきだと考えております。
そこで、子供たちや若者も楽しめる魅力ある公園づくりが必要だと考えますが、都市整備部長にお伺いをいたします。
3点目は、ジョギングコースの整備です。既に、彩の森入間公園を周回するアスファルトの道にソフト素材の加工でコースを整備しており、ジョギングをする方が多く利用をしております。しかしながら、駐車場沿いの一部区間などでコースの整備がなされておりません。県民の健康のためにも、ジョギングコースの全線完成をしていただきたいと考えますが、都市整備部長の御答弁をお願いいたします。
A 秋山幸男 都市整備部長
まず、ドッグランスペースの新設についてでございます。
公営のドッグランは、多くの県民の皆様の御利用が予想されることから、その機能を十分に果たすためには一定の広さが必要となります。
彩の森入間公園は、県営公園の中でも面積約15ヘクタールと比較的狭く、公園内には樹林や池、広場などが既にバランスよく配置されております。
また、彩の森入間公園は災害時の避難場所になるため、万一に備えてオープンスペースを確保しておく必要がございます。
こうした公園の敷地にドッグランを整備するためには、いずれかのスペースを割く必要があり、一般利用者の方々の御理解と避難場所としての機能確保が課題となります。
また、ドッグランは様々な種類の犬が集まるため、管理運営方法や利用者同士のトラブルの対応方策など施設の適切な運用に課題がございます。
県といたしましては、このような課題を踏まえながらドッグラン新設につきまして慎重に検討してまいります。
次に、子供と若者にとっても魅力ある公園づくりについてです。
この公園は比較的狭く、新たな施設整備には制約があることから、代わりに「こどもパーククラブ」や「朝ヨガ」教室など子供や若い家族が遊べるプログラムを御用意しております。
今後も多目的広場など既存の施設を活用し、指定管理者とともに子供や若者が楽しめるイベントを更に企画してまいります。
次に、ジョギングコースの整備についてです。
このコースには距離の標示はありますが、御指摘のとおりゴムチップ舗装がなされていない区間がございます。
この区間は駐車場に接することやプロムナードと交差していることから、駐車場への出入りや散策する一般利用者を優先し、ゴムチップ舗装とはしておりませんでした。
今後、コースの使用状況を調査の上、一般利用者の安全にも配慮し、コースであることを明確に示す路面へのマーキングなどについて検討してまいります。
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