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ページ番号:61574
掲載日:2023年5月17日
Q 杉島理一郎議員(自民)
物のインターネット化にも勝ち抜くために、本県の高速道路網を生かして圏央道沿線地域に計画的に製造と物流の拠点を創出していくことが必要だと考えます。正にインターチェンジは港であります。既に県として田園都市産業ゾーン基本方針を策定し、圏央道のインターチェンジ周辺で豊かな田園環境と調和した産業基盤づくりを進めているところでありますが、今後どのような方針で整備をし、市町村を主導していくのかについてお伺いいたします。その際、圏央道青梅インター周辺については、入間市のマスタープランにも開発の意向が示されておりますが、農振地域ゆえになかなか進まないところでもあります。
一方で、許可を要しない国土交通省の特別積合せ貨物運送事業に係る開発行為によって、既に同地域に物流倉庫が立地しているという状況もあります。こういった実態の中で、今後どのように対応していくのか都市整備部長にお伺いいたします。
A 秋山幸男 都市整備部長
まず、今後の整備及び市町村支援の方針についてでございます。
圏央道の県内全線開通により、企業の立地ニーズはますます高まっております。
今後の産業基盤づくりの方針は、「計画的な土地利用」、「産業適地への企業誘導」、「田園環境との調和」を基本とする田園都市産業ゾーン基本方針に基づき、スピード感を持って進めることとしております。
また、産業誘致の構想を持つ市町と意見交換を頻繁に行い、市町が考える整備手法や土地利用などの計画の熟度を高め、基盤整備が早期に実現できるよう市町村を支援してまいります。
今後も、引き続き県全体のバランスを考えながら、産業基盤づくりに努めてまいります。
次に、圏央道青梅インター周辺の今後の対応についてでございます。
この周辺は、入間市の農業振興地域整備計画において農業振興地域とされております。
一方、総合振興計画では工業系地域とされております。
議員お話しの特別積合せ貨物輸送事業の関連施設は、公益性が高いことから、農業振興地域でも建設が認められる場合があります。
しかし、それ以外の施設が立地できないのは、両計画が整合していないことから生じております。
また、この地区の整備には、隣接する青梅市や瑞穂町の協力が不可欠であると入間市では考えているとのことでございます。
県といたしましては、これらの課題が早期に解消されるよう、入間市を支援してまいります。
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