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掲載日:2023年5月19日
Q 山根史子議員(民主・無所属)
御商売を営む御夫婦から相談がありました。うちは平日休みで土日祝日は稼ぎどき、休むわけにはいかない。でも、保育園では日曜保育を行っていないので、店に連れてきて子供を見ながら仕事をするしかない。子供がおなかをすかせて泣いているとき、お店の忙しい時間と重なってしまうときがたびたびある。てんてこ舞いの状態だと。また、別のある人は、土日祝日保育はないものだと諦めて、流通関係の仕事をしていてキャリアもあったが、妊娠をきっかけに仕事を諦めざるを得なかったということです。
土日祝日夜間保育が拡充していかない理由としては、利用者が少なく需要がないからとのことでございますけれども、果たして本当にそうなのでしょうか。実際は、土日祝日夜間保育を実施している保育園が少ないために当てにできず、保育園に預けることを前提とした育児プランを立てられないからということが実情なのではないでしょうか。土日祝日夜間保育が拡充されれば、職業の選択の幅も広がり、ひいては社会が求める労働力のアップにもつながっていくことが期待できます。土日祝日保育を拡充すべきと考えますが、福祉部長の御所見、御見解をお伺いいたします。
A 田島 浩 福祉部長
就労形態の多様化が進むにつれて、今後、土日祝日夜間の保育ニーズが増えていくものと考えております。
土曜日は全ての保育所で保育が行われており、日曜日や祝日の保育は、平成26年10月現在、23市町39か所で行われております。
また、夜間につきましては、59市町921か所の保育所で夜7時以降も延長保育が行われております。そのうち夜9時以降も延長保育が行われているのは、7市8か所で、3か所が最も遅い10時まで開所しております。
平成27年4月から子ども・子育て支援新制度が施行され、市町村は、土日祝日や夜間を含めた保育ニーズを的確に把握し、必要なサービスを提供することとされました。
県といたしましては、保育ニーズの増加に対応するため、土日祝日や夜間に保育を行う市町村に対し運営費を助成することにより支援してまいります。
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