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ページ番号:58706
掲載日:2023年5月18日
Q 板橋智之議員(自民)
GIS、通称「ジス」と申し上げますが、ジオグラフィック・インフォメーション・システムの略で、一般的に地理情報システムと言われます。位置や空間に関する様々な情報をコンピューターを用いて視覚的に表示、重ね合わせながら分析・解析を行うシステムです。もともとは専門的な分野での利用が一般的でしたが、最近では、私たちの生活の中での身近な利用へとその活用範囲は広がってきています。
アクションプランの中では、収集した情報の一元化、見える化とわずかに触れられていた以外にそうした記述はなく、このGISについての取組がまだまだ浅いとの印象を受けました。群馬県では、統合型地理情報システムとして、安心・安全はもとより、防災、健康、医療、福祉、様々な情報がウエブ上で公開されています。
そこで質問ですが、先進的な事例を参考にしながら、「ジス」の活用について積極的に取り組んでもらいたいと考えます。同じく企画財政部長に御見解をお伺いいたします。
A 中原健一 企画財政部長
行政情報を地図上に集約する地理情報システム、GISについては、本県では、現在、防災、防犯、都市計画などの各分野でシステムを活用しております。
例えば、防犯分野では、事件や事故の発生箇所を地図に表示し、一般に提供することで、地域の防犯活動に役立てております。
なお、統合型GISにつきましては、様々な行政情報が集約・連携されることで、活用方法も広がる反面、構築や維持管理に多額の費用と労力が必要になるという課題がございます。
このため、最近注目されている手法として、防災や観光などの行政が提供した情報を民間事業者が地図サービスと組み合わせて活用し、公開する取組がございます。
本県におきましても、既に、民間の地図サービス上に避難所などの防災情報が表示され、住民が自由に確認できるようになっております。
県としましては、地図を活用しました情報提供について、今後とも県民の利便性や費用対効果を考慮して、進めてまいる考えでございます。
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