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ページ番号:61556
掲載日:2023年5月17日
Q 木下博信議員(改革)
まず、蒲生議員もこれまで取り上げ続けていただいている県道吉場安行東京線と交差する柳島交差点と呼ばれる柳島工区についてです。用地買収や一部水路の整備を進めるなど着実に努力いただき、事業が進んでいることは承知していますが、市民の皆さんからは、いつになったら着工するんだとのいら立ちの声を多く聞きます。それも仕方がないことです。重点箇所として選定され、事業が始まったのは私の市議時代、土屋知事のときだからです。その市民の気持ちを受けて、是非更なる努力を重ねて、早期完成を目指していただきたい場所です。
また、同じ県道川口草加線の瀬崎町工区について、吉町5丁目と瀬崎1丁目間の河内堀をボックスカルバート化して歩道の拡幅についてもお答えください。こちらも国道4号と県道足立越谷線、この間の整備に着手したのは平成五年です。通勤通学の自転車、歩行者が多く通る中、歩行者同士のすれ違いさえ困難なこの区間の早急な整備が望まれています。
いずれも精力的に取り組んでいただいているのは承知しておりますが、この2点につきまして、現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長の御答弁をお願いいたします。
A 浅井義明 県土整備部長
まず、柳島工区についてでございます。
この工区は、柳島交差点の渋滞解消と道路冠水の改善を図るため、県道川口草加線の375メートル区間と交差する県道吉場安行東京線の337メートルの区間の道路改築を実施するものです。
この現場は、雨水を排水するための水路の付替え工事が必要です。この工事は道路交通への影響が大きいため、これを最小限に抑えるよう、用地がまとまって確保できた区間から、順次、工事を進めております。
現在の進捗状況でございますが、用地買収率は95パーセントとなっております。また、工事につきましては、水路の付替え工事が全長712メートルのうち230メートルで完了しております。
次に、瀬崎町工区についてでございます。
この工区は、県道川口草加線と県道足立越谷線が交差する吉町五丁目交差点から東武スカイツリーラインまでの189メートル区間の道路拡幅を実施するものです。
この区間では北側を河内堀が並行して流れており、道路拡幅と併せて道路区域内への水路の埋設工事を行う計画としております。
この水路の工事を行う際には、車道の一部を工事の作業スペースとして使うことから、道路交通に支障がないよう道路を南側に拡幅しておく必要がございます。このため、現在は重点的に南側の用地買収を進めております。
進捗状況でございますが、用地買収率は76パーセントとなっております。
また、用地がまとまった区間は暫定的に歩道の整備も行い、歩行者や自転車の安全の確保にも努めております。
今後の見通しでございますが、両工区とも引き続き、地元の皆様の御理解、御協力をいただきながら用地買収を進めるとともに、水路管理者である草加市と協力しながら事業を推進してまいります。
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