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ページ番号:54663
掲載日:2023年5月19日
Q 飯塚俊彦議員(自民)
地元問題、国道462号の整備についてお伺いいたします。
皆さん、まず、埼玉県の地図を思い浮かべてください。私の住んでいる県北の地域は、本庄児玉郡市というところであります。そのほぼ中心であろう関越自動車道の本庄児玉インターチェンジを中心に、半径20キロの円を描いたとき、その円の中にある道路や観光地、旧跡や主要建造物を想像してみてください。ほとんど田んぼと畑です。その描いた円の中を見ますと、おおよそではありますが、3分の2が埼玉県、3分の1が群馬県になります。そして、我々は買い物や通院などの日常生活では、深谷、熊谷に行くよりも藤岡、高崎、伊勢崎、前橋に行ったほうが身近だという習慣があります。このように、我々の生活する本庄児玉郡市は群馬県の南東部、群馬県の中心地域と隣接しており、いやが応もなく、人の往来は群馬県と古くからあった地域となります。明治時代の初期には、岩鼻県が置かれたこともありました。そして昨年、富岡製糸工場と絹遺産群が世界遺産に登録され、観光客が増えています。
そこで、この観光客を群馬県だけで回遊させるのではなく、埼玉県の本庄児玉郡市から深谷市へも流通させ、交流人口増加を図っていくことは大変有意義なことだろうと思います。
絹産業遺産群である高山社の設立の高山長五郎先生と本庄市児玉町にある競進社の設立の木村九蔵先生は兄弟であることなど、県北部は絹産業遺産群の世界遺産とゆかりの深い関係にあります。関連する施設が点在しているわけであります。先般、本庄市議会6月定例会の一般質問の中でも、国道254号バイパスの取組についての質問も出ていました。このように、点在する遺産群を回遊するには、道路網の整備を欠かすことはできません。
そこでお伺いいたします。現在、旧児玉町の中心部を走る国道462号線が先輩諸氏の皆様のおかげで、途中まで電線の地中化が進み、歩道も完成され、快適な住空間が生まれております。その先の児玉高校入り口交差点から児玉駅入り口交差点までの歩道整備がなされますと、更に旧児玉町内の商店街の活性化や競進社模範蚕室に訪れる観光客の増加が図られると思われますが、この区間の進捗状況はいかがでしょうか。県土整備部長にお伺いいたします。
また、国道462号線が伊勢崎市から本庄児玉インターチェンジまでは4車線で来ております。この先、本庄児玉インターチェンジから本庄市児玉町内の国道254号線の交差点までの間が2車線であるため、朝夕の通勤ラッシュを中心に交通渋滞を引き起こしております。この旧本庄市と旧児玉町の間を整備する必要があると思いますが、県土整備部長の御所見をお伺いいたしたいと思います。
A 浅井義明 県土整備部長
国道462号は埼玉県北部地域の幹線道路で、本庄市内において旧本庄市と旧児玉町を結び、地域のまちづくりを支える重要な路線でございます。
まず、児玉高校入口交差点から児玉駅入口交差点までの歩道整備についてでございますが、この区間は旧児玉町の中心部を通り小中学校の通学路にもなっております。
また、沿道には古くからの街並みが残っていることから、電線類の地中化による快適な歩行空間を整備し、児童・生徒の通学の安全確保とともに、商店街の活性化にも資する整備を進めております。
現在の進捗状況でございますが、これまでに測量や設計、物件調査を行い、平成26年度から用地買収に着手し、買収率は25パーセントとなっております。
今後とも地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら、引き続き用地買収を進めてまいります。
次に、国道462号の旧本庄市と旧児玉町間の整備についてでございます。
この道路の沿線では、平成26年3月に本庄早稲田駅周辺土地区画整理事業が完成するなど、新たな土地利用が進んでおります。
これに伴い、関越自動車道本庄児玉インターチェンジから本庄早稲田駅方面に直接アクセスする交通が増加してまいりました。
このため、平成26年6月には本庄早稲田駅入口交差点の改良工事を完成させるなど、交通状況の変化に応じた対策を実施しております。
この区間の整備につきましては、今後本庄早稲田駅周辺のまちづくりの進展や土地利用の動向などを踏まえながら、効果的な整備の在り方について検討してまいります。
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