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掲載日:2023年5月19日
Q 井上 航議員(県民)
昨年6月25日、県南西部地域を中心に時間100ミリを超える豪雨を観測し、私の地元和光市内では床上浸水31棟、床下浸水31棟の被害が発生いたしました。改めて自然災害の恐ろしさを実感するとともに、地元では和光市内における河川整備の早期完成を望む声が高まっております。
埼玉県における新河岸川の河川改修は、川越市や朝霞市をはじめとする上流域で多くの浸水被害が発生したことから、朝霞水門より上流の整備が進められてきました。一方、朝霞水門より下流については東京都の整備を待つ状況となっていましたが、東京都区間の整備がおおむね完了したことから、現在本格的に新河岸川の下流工区として事業が進められております。
私は、これまでもこの新河岸川については、予算要望等において改修工事の早期完成と周辺の農業利水の継続、及び災害時等に船着場などとして利用できる護岸整備をと市民の声を届けてきたところであります。新河岸川流域における浸水被害の解消に向けて、まずは新河岸川本川の整備を進めることが重要であると考えます。
そこで、新河岸川下流工区の現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長に伺います。
A 浅井義明 県土整備部長
和光市内の一級河川新河岸川は、都県境から朝霞水門までの約2.6キロメートル区間が未改修となっております。
現在、県では都県境から新河岸川水循環センター手前までの約1.5キロメートルを重点区間に設定し、事業を進めているところでございます。
進捗状況につきましては、平成20年度から用地買収に着手し、現在の買収率は91パーセントとなっておりますが、一部に難航用地が残っている状況でございます。
また、工事につきましては、堤防を横断する排水管が老朽化し改修が必要となったことから、新倉橋上流の一部区間について先行して築堤工事に着手しております。
今後の見通しにつきましては、残る難航用地の買収を進め、用地がまとまった区間から築堤工事に着手してまいります。
今後とも、地元の皆様の御意見などを伺いながら、新河岸川下流工区の事業を推進してまいります。
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