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掲載日:2021年12月28日
Q 千葉達也 議員(自民)
埼玉大橋は現在、国土交通省道路局が実施した道路交通センサスにおける一般国道交通量調査によると、交通量は年々増加しており、慢性的な交通渋滞が発生している道路とされております。ふだんの交通渋滞に加えて避難指示が発令された場合、避難所まで移動しようとする車と合わせて、繰り返しになりますが、令和元年の台風第19号のときに北川辺地域から埼玉大橋を渡るために数時間を要してしまいました。コロナ禍などの事案発生時においては、他県への避難が制限されることも考えられ、更に多くの時間を要することが容易に想像できます。
災害時の避難については、加須市が主体であり、加須市はシャトルバスの運行も含めて計画されていると伺っております。加須市と道路管理者の県土整備部の御理解の下、交通管理者である埼玉県警が連携して協力することで交通規制をかけるなど、避難所までの移動がスムーズに実施するための検討を是非とも進めていただきたいと考えております。警察本部長にお伺いさせていただきます。
A 原 和也 警察本部長
大規模水害が予想される場合等に、市町村からの指示等に基づき、住民に早期に避難していただくことは、極めて重要であると認識しております。
議員御指摘の埼玉大橋は、現時点、北川辺地域と加須市街とを結ぶ唯一の橋であること、また、橋の西側の県道加須北川辺線上の近接した場所に連続して3つの交差点が存在し、いずれも平素の交通状況を踏まえ、信号機を設置していること等から、令和元年の東日本台風の際には、同所において渋滞が発生したものと考えております。
このため、当該地域を管轄する加須警察署においては、再び住民の方々の避難が必要となった場合に、埼玉大橋の渋滞緩和を図るため、警察官がその場の交通量を目視した上で、信号機を手動で操作するなどの交通整理を行い、交差点のスムーズな通過を確保することとしております。
また、加須警察署の既存の体制で継続的な警察活動を行うことができない場合には、警察本部の部隊も動員し、起こり得る災害への対応はもとより、交通対策も行う方針であります。
今後も、住民の方々の避難が円滑に行えるよう、平素から、対象となる住民の方々はもとより、道路管理者である県や加須市とも十分に連携をして、情報共有や訓練等を行い、対策を進めてまいります。
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