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掲載日:2021年12月28日

令和3年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(木村勇夫議員)

全国都市緑化フェアの本県開催について

Q   木村勇夫 議員(民主フォーラム)

全国都市緑化フェアは、緑の地方博覧会とも言えるイベントで、昭和58年から全国各地で開催されている花と緑のイベントです。本県では、昭和62年に県営大宮第2公園を中心に、同年10月3日から11月15日の44日間にわたり「グリーンハーモニーさいたま87」の愛称で、206万人の参加者を得て盛会に終わらせた開催実績がございます。平成24年度からは2回目の開催をしている都市もあり、東京都、静岡県と浜松市、熊本市では既に2回目を主催しています。
埼玉県の都市緑化への取組や産出額全国第4位を誇る花植木産業を発展させるとともに、人と自然が調和した緑豊かな埼玉県をアピールできる最高の舞台であります。公園の父と言われる本多静六博士を産んだ埼玉県、このイベント開催で本多静六博士も同時にPRすることができます。
本県での前回の開催から33年が経過しており、是非再度の開催を目指すべきと考えます。現状では令和7年までの開催予定地は既に決まっておりますが、令和8年の開催地は未定ということであり、一部、令和8年の開催に向けて動き出した県もあると聞いております。今年は埼玉県誕生150年、令和8年は本多博士生誕160年、これらを考えると今が正に開催のタイミングであります。
そこで、環境部長にお伺いいたします。
開催については4年前から準備するとのことで、それを考えると来年がタイムリミットということになり、早急な対応が必要です。令和8年の全国都市緑化フェアの本県開催に向けて誘致の働き掛けを行うべきと考えますが、環境部長の御見解を伺います。

A 小池要子 環境部長

全国都市緑化フェアは、都市緑化意識の高揚などを目的として、全国各地で開催される花と緑に関するイベントです。
フェアを効果的に開催し、意義深いものとするためには、テーマの明確化と、そのテーマに沿った開催会場の選定が重要です。
例えば、令和元年度は長野県と4市が県営公園のリニューアルオープン、令和2年度は広島県と市町村で被爆75周年をテーマに開催しております。
イベントを一過性としないためには、開催市町村における機運の高まりは欠かすことができません。
県では、平成29年度に、令和4年度から9年度までの開催意向を市町村に照会したところ希望はなく、その後も開催要望はございません。
また、本県では、令和7年度に、緑に関するイベントである全国植樹祭の開催が内定しております。
フェアは、10億円から20億円程度の開催費用を要すものであり、十分な投資効果を追求することも重要です。
これらを踏まえると、現時点では、令和8年度開催の誘致に向けた環境が整っている状況にはないと考えます。
今後、地域における機運の高まりや、より高い効果が見込めるタイミングなどを見極め、市町村との連携を十分に図りながら、フェアの開催について検討してまいります。

 

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。
  • 氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字がある場合、第1・第2水準の漢字で表記しています。 

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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