トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 令和3年12月定例会 > 令和3年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文 > 12月10日(金曜日) > 辻 浩司(民主フォーラム) > 令和3年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(辻 浩司議員)
ここから本文です。
ページ番号:209812
掲載日:2021年12月28日
Q 辻 浩司 議員(民主フォーラム)
学校教育法施行例の改正により、これまで例外扱いだった障害のある児童生徒の通常の学級への就学が標準へとなりました。しかし、障害のある児童生徒は、特別支援学校など特別な場で教育を受けるものという固定観念が強いように感じます。
2019年6月議会の私の一般質問において、当時の小松教育長が、障害のある児童生徒とない児童生徒が共に学ぶ好事例の研究について答弁し、昨年12月の私の一般質問においては、髙田教育長から、研修会の場や県教育委員会ホームページで共に学ぶ好事例の共有がなされていますという旨の答弁がされました。このような取組に大変感謝申し上げます。
しかしながら、ホームページに掲載された事例を拝見しますと、「通常の学級で共に学ぶ取組事例の紹介」というタイトルにもかかわらず、8つの事例紹介のうち4つは、特別支援学級に在籍する児童生徒の事例です。趣旨に沿って通常の学級で学ぶ事例を調査し掲載すべきと考えますが、教育長の御所見をお伺いいたします。
A 高田直芳 教育長
障害のある児童生徒と障害のない児童生徒が共に学ぶことは、多様性を認め合い、将来、地域社会の一員として共に生活していく上で意義あるものと考えております。
そこで、県では、個別の教育的ニーズに応える多様な場での学びを大切にしながら、障害のある児童生徒が障害のない児童生徒と共に学ぶことを推進するため、通常の学級に在籍している、あるいは、特別支援学級に在籍しているということに関わらず、共に学ぶ好事例をホームページに掲載しております。
しかしながら、議員御指摘のとおり掲載している事例の表題には『「通常の学級で共に学ぶ取組事例」の紹介』と記載しており、分かりにくい表現であったと考えております。
そこで、今後、市町村と連携し、通常の学級に在籍する障害のある児童生徒が共に学ぶ好事例をより多く収集して、積極的に情報発信に努めてまいります。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください