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掲載日:2021年12月28日
Q 平松大佑 議員(県民)
私自身もスタートアップやベンチャーで働く中で、起業志向を持った大学生と多く会ってきました。こういった大学生たちに埼玉県で起業してもらえればと思っております。
大学生×地元研究機関でスタートアップ・ベンチャーを育成し、いずれは県とのパートナーとして、そして埼玉経済の牽引役として活躍してほしいと考えております。
例えば、大学と連携をし、起業したい、あるいは実際に起業したがうまくいっていない学生たちと、県内研究機関や県内企業などをマッチングさせ、学生ベンチャーを創発するようなプラットフォームをつくられてはいかがでしょうか。産業労働部長にお伺いします。
A 板東博之 産業労働部長
県では、若い感性や行動力を活かしてイノベーションを起こす大学生の起業をしっかり支援していきたいと考えております。
そこで今年度、県内8大学に起業家教育の現状についてヒアリングを行いました。
大学からの声としては、起業家教育の必要性は感じているものの実施に向けたきっかけがないとの意見が多数寄せられました。
また、具体的に学生ベンチャーを創出したい意向を持った大学もあり、県に対して支援や協力を求める声もございました。
このように大学側では起業家の育成に取り組もうとしており、行政による大学生起業家の育成・支援の重要性は高まっております。
一方、これまで県では創業・ベンチャー支援センター埼玉で、個別相談には対応しておりますが、大学生に特化した支援は行っておりませんでした。
そこで、今後は県内大学との連携を深め、ビジネスプランコンテストの実施など大学生起業家の育成に向けた取組について検討してまいりたいと考えております。
また、今後、設置を目指しています「(仮称)渋沢栄一起業家サロン」においては、県内大学や研究機関などと連携し、様々なマッチングが生み出されるような取組を考えてまいります。
再Q 平松大佑 議員(県民)
基本的には前向きな御答弁をいただけたというふうに思っているんですけれども、大学との連携なんですけれども、まずは県内大学との連携という形でのスタートでいいと思うんですけれども、いずれはもっと枠を超えて、県外の大学だとか様々な優秀な起業家を集めるために枠を広げていただきたいなというふうに思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。
再A 板東博之 産業労働部長
起業家とのマッチングは単に県内の大学のみならず、色々な研究機関を、埼玉県に限らず広くマッチングの機会があった方が新しい価値が生み出される可能性が高まるというふうに考えております。
そのため、議員御指摘のように、まずは県内の大学との連携をしっかり進めるとともに、県外の大学にも御協力を求め、起業家の支援をしっかり進めてまいりたいというふうに考えております。
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