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ページ番号:209265
掲載日:2021年12月28日
Q 須賀敬史 議員(自民)
日本小児科医会は、「スマホに子守りをさせないで!」や「遊びは子どもの主食です ~スマホを置いてふれあい遊びを~」と呼び掛けています。乳幼児期の成長、発達に必要な親子の触れ合いや子育てに電子メディアを上手に活用する方法など保護者が学べる機会を作り、楽しく子育てができる環境を整えることが必要です。
そこで、本県として、保護者に対し乳幼児期のメディア接触に対する意識調査を行い、その結果に基づいて母子手帳配布や乳幼児期健康診査の機会に妊産婦、保護者に対して確実な啓発を行うべきだと考えます。保健医療部長の御見解を伺います。
A 関本建二 保健医療部長
乳幼児期の子育てに電子メディアを多用することは、子供の成長に悪影響を与えることが指摘されており、保護者にメディア利用に関する正しい知識を持っていただくことは子供の健全な発育にとって重要です。
議員御提案の意識調査については、保護者がメディアに何を求めているのか、どの程度メディアを利用させているのか、どのような不安を感じているのか、といった様々な項目を設定することで、現状把握につながります。
意識調査は、県内の乳幼児を持つ保護者の方を対象に行うため、乳幼児健診等で日頃関わりのある市町村の協力が必要です。
多くの保護者の方に正しい知識を持っていただけるよう、乳幼児健診等の機会を捉えて、調査結果を踏まえた啓発に取り組むため、市町村との調整を進めてまいります。
再Q 須賀敬史 議員(自民)
今、調査を行っていただくという答弁をいただきました。確実な実行に結び付く啓発をしていただきたいんです。そのための調査をやってもらいたいんですね。というのは、何かをやってくださいという啓発は、今までもいろんな状況であったかと思います。
ただ、それが確実な実行に結び付いているかというのは、それのものによっても違うとは思うのですけれども、では、どうやったら確実な実行に結び付くのかと考えると、何を不安に思っていて、それにちゃんと答えてあげる、その疑問に答えてあげる。皆さん、ネットでいろんな情報は手に入れることはできるんです。ただ、いろんな情報があり過ぎて何が正しいかがよく分からないことがあります。
だから、こちらとしては不安に思っていることに的確に正しい情報を提供する。それが確実な実行につながると思いますが、当たり前の啓発ではなくて、実行してもらえるような形で行っていただきたい。そう思いますが、そこについてもう一言お願いします。
再A 関本建二 保健医療部長
実効性のある啓発をということでございます。実効性のある啓発を行うためには、議員の御指摘もございましたように、まず、しっかりと意識調査を行って、何が不安なのかそれをしっかり押さえて、それに答えてあげること。それが、大事だと思います。
そのために、母子保健を直接担当いたします市町村ともしっかりと意見交換をいたしまして、効果的な啓発に取り組んでまいります。
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