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掲載日:2021年12月28日
Q 秋山文和 議員(共産党)
天然記念物の実物を多くの学校で飼育することには大きなメリットがあると思います。小型のハトで薄い栗毛色というんでしょうか、白っぽく見えますが、真っ白ではありません。鳴き声が優しく、「ポッポッポ ハトポッポ」の歌の元になったと言われております。実に愛らしいハトです。
小中学校でシラコバト飼育を推進することについて、教育長の見解を求めます。
A 高田直芳 教育長
学校で生き物の飼育を行うことは、子供たちが生き物への親しみをもち、生命の尊さなどを実感できることから、有意義であると考えております。
このため、小中学校では、学校や地域の状況、飼育のしやすさなどを踏まえ、生き物の飼育を行っているところです。
議員御質問のシラコバトは、学術上貴重で、国が天然記念物として指定しており、学校で飼育する場合には、国の許可が必要であり、この許可を受けるためには、一定の飼育環境の整備や専門機関との連携など、市町村や学校が新たな対応を行うこととなります。
また、鳥類の飼育については、伝染病等の懸念もあることから、飼育する学校が少なくなっている現状があり、子供たちの安全確保の観点からも、シラコバトの飼育については慎重な判断が求められます。
県といたしましては、こうしたことから、学校でシラコバトを飼育することは難しいものと考えております。
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