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掲載日:2023年5月16日

平成28年2月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(権守幸男議員)

高齢者の運転免許講習について

Q 権守幸男議員(公明

70歳以上の高齢者は免許証を更新する際に、座学をはじめ適性検査、実車による指導など半日程度の高齢者講習を受けることが義務付けられております。高齢者講習は県内の教習所で実施されており、平成26年度で約12万人の実績がありました。この高齢者講習について、当事者である高齢者の方から次のような御要望を寄せられております。
現在、高齢者は軽自動車しか運転しない人が増えているが、講習に使われているのは全てセダンタイプの普通自動車のみである。講習という緊張感に加え、ふだん運転しないサイズの車で実車指導がうまくいかない。是非、実車講習に軽自動車を導入してほしいとのことです。至極もっともな御要望と考えます。軽自動車の導入については、他県の状況を調査したところ、既に16県で導入済みでした。軽自動車しか運転しないという高齢者は本県でも多いと思われます。実車の指導においても、ふだんから乗り慣れた車のサイズのほうがより的確なアドバイスが可能でしょう。実際に導入するかどうかは教習所の判断ですが、まずは本県においても軽自動車による実車講習を可とすべきであります。警察本部長の見解をお伺いします。 

A 貴志浩平 警察本部長

高齢者講習における実車指導は、加齢に伴う身体機能の変化を自覚していただき、安全な運転を身に付けてもらうことにより、事故防止を図る目的で行われております。
高齢者講習については、本県では自動車教習所等に委託して実施しており、実車指導で使用する車両は、教習車両と兼ねているのが実態で、軽自動車での実車指導は実施していないものと承知しております。
しかしながら、議員ご指摘のとおり、軽自動車しか運転しないという受講者であれば、軽自動車での実車指導も効果的であると考えております。
このため、各自動車教習所等に対し、軽自動車での実車指導について、先般、検討を要請したところであります。
県警察といたしましては、高齢運転者による交通事故抑止に効果のある講習や指導を実現するため、柔軟に対応してまいります。

  • 上記質問・答弁は速報版です。
  • 上記質問・答弁は、一問一答形式でご覧いただけるように編集しているため、正式な会議録とは若干異なります。

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議会事務局 政策調査課 広報担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 議事堂1階

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