トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成28年2月定例会 > 平成28年2月定例会 「人材育成・文化・スポーツ振興特別委員長報告」
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掲載日:2023年5月16日
人材育成・文化・スポーツ振興特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びにラグビーワールドカップ2019及び2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に関する総合的対策」でありますが、今回は、「スポーツの振興について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「東京オリンピック・パラリンピックにおけるボランティアの確保や育成において、特にパラリンピックにおける手話通訳等ボランティアの確保が重要であると考えるが、どのように取り組んでいくのか」との質問に対し、「障害者を始め、高齢者及び外国人等に対するおもてなしに向けて、県では、来年度、ボランティアの確保や育成に関する計画を策定し準備を進める予定である。また、手話通訳については、国などが主催するアクセシビリティ協議会が策定する予定のガイドラインなどを活用しながら、ボランティアの育成に取り組んでいきたい」との答弁がありました。
次に、「大規模スポーツ大会などを開催する一方で、多くの県民が日常の生活の中でスポーツを楽しみ、健康増進を図るための環境づくりも重要であると考えるが、どのような取組を行っているのか」との質問に対し、「総合型地域スポーツクラブの設立の推進や、スポーツ活動のための県立学校の施設開放を通じ、県民が身近な場所でスポーツに親しめる環境づくりに取り組んでいる」との答弁がありました。
次に、本委員会の付託案件について、1年間の審査を踏まえて決定した本委員会としての意見・提言の主なものについて申し上げます。
まず、教育改革について、「チームぴかぴかの事業については、今後も一層の充実を図るとともに、培ったノウハウを生かし、県内市町村での実施に向けて支援すること」。
次に、文化の振興について、「文化芸術を担う人材の育成については、県立文化施設と学校教育との連携を深め、戦略的に進めること」。
次に、人材育成について、「グローバル人材の育成のため、高校教育における英語教育の更なる充実を図ること」。
次に、スポーツの振興について、「オリンピック・パラリンピック参加国のキャンプ地誘致に当たっては、リオデジャネイロ大会開催後に誘致活動が本格化することを見据えて、市町村に対しきめ細かな支援をすること」などであります。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「人材育成、教育改革、文化及びスポーツの振興並びにラグビーワールドカップ2019及び2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査事項として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
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