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掲載日:2022年8月15日
Q 岡田静佳 議員(自民)
都市計画道路飯能所沢線は、現在、国道463号から北久米交差点までの区間が供用していますが、このうち県道所沢武蔵村山立川線との交差点である岩崎交差点から北久米交差点までの区間は2車線での暫定開通となっています。岩崎交差点は渋滞がひどく、通学路でもあることから、小学校関係者や地元自治会からその危険性が指摘されています。地元住民からは、暫定開通区間を4車線で供用開始してほしいとの要望があります。
4車線での供用区間を延長するためにも、飯能所沢線の東京都までの早期開通が望まれるところですが、北久米交差点から先の松が丘東交差点までの第3工区の進捗状況とその先の第4工区の整備の見通しについて、県土整備部長にお聞きします。
次に、都市計画道路東京狭山線ですが、いよいよ最後の仕上げに入っています。周辺の渋滞の解消のためにも早期の全線開通が望まれておりますが、この路線は埼玉県と東京都をつなぐ道路であることから東京都との連携や調整が不可欠です。地元には、東京に入ってからの渋滞対策は大丈夫なのかを心配する声もあります。また、東所沢和田2丁目交差点では交差道路側に右折車の渋滞が発生しており、右折専用信号機の設置が必要だと考えます。要望も出ています。さらにKADOKAWAサクラタウンのオープンに伴い、入り口に当たる東川沿いの無名の交差点と橋には地元から名前をつけてほしいとの要望も出ています。このように東京狭山線の全線開通への地元の期待は大きくなっています。
そこで、未開通となっている都境から東所沢1丁目交差点までの区間の現在の状況と見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
まず、都市計画道路飯能所沢線については、北久米交差点から松ヶ丘東交差点までの第3工区の整備を進めており、用地買収率は88%、工事進捗率は24%となっています。
引き続き、地元の皆様の御協力をいただきながら、用地が取得できた箇所から、順次、工事を進めてまいります。
また、松ヶ丘東交差点から都境までの第4工区については、接続先の道路を東京都が令和7年度までに、優先的に事業着手する路線として位置付けております。
県では、令和元年度に第4工区の事業化に向け現地測量に着手いたしました。
今後とも、早期に事業化できますよう、東京都との調整を進めてまいります。
次に都市計画道路東京狭山線についてでございます。
現在、唯一の未供用区間である都境から東所沢和田1丁目交差点までの430メートル区間の整備を行っており、令和元年度は、現道に接続する交差部分の工事や照明灯の設置などを実施しています。
引き続き、残る工事を進め、令和2年3月までに開通できるよう努めてまいります。
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