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掲載日:2022年8月15日
Q 美田宗亮 議員(自民)
千葉県との県境にある1級河川江戸川に架かる橋は、その数が少ないため、いずれの橋においても朝夕を中心とした慢性的な交通渋滞が生じています。特に、三郷市や流山市を連絡する流山橋の周辺では、大型商業施設や物流拠点などが次々と立地していることから、大変にぎわっておりますが、その結果、流山橋の交通渋滞も更に深刻な問題となっております。市民の生活への影響は著しく、長年地域の多くの方々から早期の渋滞緩和を求める声が届いております。このため、県及び埼玉県道路公社では令和5年度の完成を目指して昨年度から有料道路事業を導入し、流山橋上流の(仮称)三郷流山橋の工事が本格化してきております。
現在では、江戸川河川敷内において橋りょうの工事が行われており、着実に事業が進んでいると実感しております。今後、この新たな橋の開通により地域の交通状況が改善されますことから、一日も早い完成を図るべきと考えておりますが、この(仮称)三郷流山橋の現在の進捗状況と今後の見通しについて県土整備部長にお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
この橋は、三郷市と千葉県流山市の間を流れる江戸川を渡る橋りょうで、流山橋の慢性的な交通渋滞の緩和を図るため、平成25年度から千葉県と共同して事業を進めております。
また、通常の道路事業に比べ早期整備が可能となる有料道路事業について、地元の皆様の御理解や県議会での御議決を頂き、平成30年7月に埼玉県道路公社が国から許可を取得したところです。
現在の進捗状況ですが、埼玉県側の用地買収率は99%となっており、工事については、橋脚3基が完成し、さらに橋台1基、橋脚2基の工事などを実施しています。
今後の見通しですが、(仮称)三郷流山橋の令和5年度の供用開始を目指して、残る工事を計画的に進めてまいります。
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