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掲載日:2022年8月15日
Q 千葉達也 議員(自民)
都市計画道路幸手久喜加須線、通称県道久喜騎西線バイパスは、県道加須菖蒲線から幸手市を結ぶ延長約11キロメートルの都市計画道路であります。また、平成19年10月に県道加須菖蒲線から国道122号までの延長4,520メートルの区間を、新たに都市計画道路下高柳道地線として都市計画決定し、この一部区間を県道久喜騎西線のバイパスとして埼玉県で整備を進めております。
都市計画道路幸手久喜加須線については、平成21年11月より市道138号線ビバモールより東へ県道北中曽根北大桑線バイパスまで延長約2,000メートルの区間が工事着手されております。また、都市計画道路下高柳道地線については、県道加須菖蒲線から市道148号線までの延長約1,300メートルの区間が平成23年度より工事着手しております。
本路線の早期整備と更に西側へ県道礼羽騎西線までの事業が延伸されることにより、現在、令和3年10月開院を目標に計画が進行しております加須駅南口の(仮称)埼玉県済生会加須病院や新久喜総合病院等の医療機関へのアクセスが容易になります。このことにより、緊急医療ネットワークの構築及び地域住民の安心・安全が確保されるものと確信しております。このようなことから本路線の早期整備を熱望するところですが、現在事業中の県道久喜騎西線バイパスの進捗状況及び県道礼羽騎西線までの整備延伸の今度の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A 中村一之 県土整備部長
現在、久喜騎西線のバイパスとして整備を進めている県道北中曽根北大桑線バイパスから市道138号線までの区間は、これまでに用地買収率が99%、工事進捗率は34%となっています。
引き続き、残る用地の取得に取り組んでまいります。
次に県道加須菖蒲線から市道148号線までの区間については、現在の用地買収率が99%、工事進捗率は71%となっています。
このうち、県道加須菖蒲線から県道加須鴻巣線までの区間は令和2年度、加須鴻巣線から市道148号線までの区間は令和3年度の供用を目指し、重点的に整備を進めてまいります。
最後に、市道148号線から県道礼羽騎西線までの区間についてですが、令和元年度は地元説明会を実施し、道路の位置を現地に示す測量を行っています。
今後は、県道久喜騎西線バイパス全体の進捗状況を勘案しながら、用地取得に着手する時期を検討してまいります。
引き続き、地元の皆様の御理解と御協力をいただきながら事業の推進に取り組んでまいります。
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