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掲載日:2022年8月15日
Q 杉田茂実 議員(県民)
私の地元であります熊谷市をはじめとする県北部地域は、米麦、野菜、花き、果樹、畜産など各分野にわたり県内屈指の農業地帯であります。埼玉県5か年計画の地域の施策展開では、北部地域の地域づくりの方向性には担い手の規模拡大や野菜、花き、果樹、植木などの生産拡大、畜産の生産性向上などを進め、農業の収益性を高めていくことが示されております。こうした取組は農業産出額増加に直接結び付くものであり、地域の農業分野の活性化のためには、一層その取組を強化していただきたいと考えております。
そこで、この5か年計画の取組を踏まえつつ、北部地域における農業振興策を今後どのように展開していくことが必要であるとお考えでしょうか、農林部長にお伺いいたします。
A 牧 千瑞 農林部長
議員お話のとおり、熊谷市や深谷市など3市4町からなる北部地域は、本県の農業産出額の約4割を占める地域です。
北部地域の農業振興の基本的な方向性についても、農業者の経営感覚を高めることや生産コスト削減による競争力強化がベースになります。
特に、議員御指摘の担い手の規模拡大に関しては、野菜の新規作付面積は増加傾向にあるものの、担い手農家への農地の集積率は、まだ伸ばせる余地が十分見込める状況にあります。
ついては、農地集積による生産の効率化について、さらに力を入れて取り組む必要があると考えています。
併せて、北部地域は野菜の大産地でもあることから、加工業務用向けなど、実需者からの多様なニーズに応えることができる競争力の高い産地を育成していく必要もあります。
また、北部地域は、畜産地帯でもあります。
県としては、現在、CSF、豚コレラ対策に全力を挙げて対応しているところです。
本県の畜産業にとって、県北部は主要な地域であり、引き続き、畜産振興についても取り組んでまいります。
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