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掲載日:2022年8月15日
Q 岡田静佳 議員(自民)
埼玉県では圏央道が開通し、道路事情は格段に良くなりました。しかしながら、県内ではいまだ慢性的な渋滞が発生している箇所が多く、また、サービスエリアなどの休憩施設不足も問題となっております。
そこで、以下3点を県土整備部長に伺います。
まず、渋滞に関しては、圏央道の久喜白岡ジャンクション付近において、朝夕を中心に激しい渋滞が生じています。特に4車線から暫定2車線となる箇所において、車線数の減少の影響により渋滞が発生しています。現在、国において4車線化事業が進められておりますが、その整備状況についてお聞かせください。
次に、関越自動車道付近でも高坂サービスエリアと花園インターチェンジ付近で、休日を中心に渋滞がよく発生しています。下り坂が上り坂に変わる、いわゆるサグ部での速度低下による渋滞が原因と推察されます。国土交通省が主催する埼玉県渋滞ボトルネック検討ワーキンググループでは、関越自動車道の渋滞対策の検討を行い、対策に取り組んでいると聞いています。ワーキンググループの構成員には埼玉県も入っています。
そこで、関越自動車道の渋滞緩和に向けた対策についてお聞かせください。
最後に、高速道路の休憩施設が不足している問題についてお尋ねします。
圏央道や外環道は特に休憩施設が少ないように感じます。圏央道の菖蒲パーキングエリアから東側については、70キロメートル以上先の茨城県江戸崎パーキングエリアまで休憩施設がありません。外環道については新倉パーキングエリアしかありません。休憩施設が少ないことについては、トイレ利用などの面で利用者に不便をかけるとともに、ドライバーの疲労回復ができずに交通事故などを引き起こす要因となっております。
そこで、圏央道や外環道における新たな休憩施設の設置計画についてお聞かせください。
以上、3項目について県土整備部長に伺います。
A 中村一之 県土整備部長
まず、圏央道の4車線化の整備状況についてでございます。
本県の暫定2車線区間については、現在、NEXCO東日本と国が4車線化工事を進めています。
このうち、久喜白岡ジャンクションから幸手インターチェンジまでの区間は、既に橋りょうの下部工事に着手しています。
また、幸手インターチェンジから五霞インターチェンジまでの区間については、中川を渡る橋りょうの設計が進められております。
4車線化については、令和4年度から順次供用し、令和6年度までに完了する予定と伺っております。
次に、関越自動車道の渋滞緩和に向けた対策についてでございます。
議員御指摘のとおり、鶴ヶ島インターチェンジから東松山インターチェンジまでの区間及び嵐山小川インターチェンジから花園インターチェンジまでの区間で、休日を中心に渋滞が発生しています。
NEXCO東日本では、この対策として、交通容量を拡大するため、付加車線の整備を進めております。
既に花園インターチェンジや、高坂サービスエリア付近で上下線を合わせて、約5.5キロメートルの整備がされ、現在も、嵐山パーキングエリアや高坂サービスエリア付近で整備が進められています。
次に、圏央道や外環道における新たな休憩施設の設置計画についてでございます。
NEXCO東日本では、圏央道で狭山パーキングエリアの拡張や茨城県坂東市に新たな休憩施設の整備を計画しています。
また、外環道では、八潮市内に新たなパーキングエリアを計画しており、平成31年3月に都市計画決定されたところです。
今後も、高速道路において渋滞緩和や休憩施設の拡充が図られるよう、あらゆる機会を通じてNEXCO東日本や国に働きかけてまいります。
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