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掲載日:2022年8月15日
Q 岡田静佳 議員(自民)
都営大江戸線については、新座市長を会長として都市高速鉄道12号線沿線促進協議会が平成9年から活動しており、新座市、所沢市、清瀬市、練馬区の首長、議長、そして県議が超党派で毎年知事に早期整備を求め要望しています。長年の地元関係者の努力が実り、平成28年の交通政策審議会の答申には、東京12号線の延伸、光が丘から、大泉学園町から東所沢がはっきり明記されました。国の方針も示され、地元市区の準備は整っています。有識者で検討しなくても、大江戸線の東所沢までの延伸を重点政策に掲げた知事が当選されましたので、知事を会長にして関係する国と市区と鉄道会社などですぐにプロジェクトを立ち上げて検討を始めていただきたいと考えますが、いかがでしょうか。
A 大野元裕 知事
大江戸線の延伸につきましては、平成28年の交通政策審議会答申において、都心部とのアクセス向上に意義がある一方で、県内区間については事業性に課題があり、まずは沿線開発などの取組が求められていました。
県では、沿線のまちづくりの主体となる新座市、所沢市と毎年、連絡会議を開催し、沿線の開発状況や今後の需要創出につながる取組などの意見交換を行っています。
また、東京都とも随時、延伸に向けた取組やまちづくりなどについて、意見交換を行っています。
県内及び都内の沿線自治体で構成する協議会では、令和元年度からこの路線の課題解決に向けた勉強会を開催しており、県もこの勉強会に参加して検討に協力をしております。
答申で示された課題を解決するためには、まちづくりを進捗させ、沿線人口を増やしていくことが重要と考えております。
所沢市では、ところざわサクラタウンなどの新たな開発が行われているところですが、人口減少社会の到来なども考慮すると、まちづくりを含めた更なる取組が求められるところであります。
県としては、協議会の勉強会への協力など、地元自治体をはじめとした関係自治体の具体的な検討にしっかりと協力してまいります。
あわせて、交通政策はそれぞれの取組が有機的に関連していることなども踏まえ、今後、まずは先ほど申し上げました有識者等による会議において、全体像を的確に把握して、課題の整理や方向性を検討していきたいと考えております。
この会議での取りまとめも含めて、取組を進めてまいります。
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