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掲載日:2022年8月15日
Q 藤井健志 議員(自民)
大宮公園の都市計画決定された面積は73.4ヘクタールにわたる広大なものです。しかし、いまだ5.6ヘクタールの土地が供用されておりません。特に、公園の北側については近年も、この都市計画決定区域内で県が公園用地として土地を取得することなく、新たに民間による建築物が建設されるなど、県が公園として整備する方針を感じることができません。昨年設置された周辺複数自治会を包括するまちづくり協議会において、当該地域の今後の戦略について活発な議論が展開されており、過去に公園用地として取得した利活用されない土地について大きな関心が寄せられているところです。
そこでお尋ねします。大宮公園北側の都市計画決定の未整備区域について、今後の方針はどのように考えるのか。また、公園北側の未利用地については漫然と除草費用など維持管理費が支出されています。基礎自治体と密な連携を図るなど、有効活用の道を模索するべきと考えますが、以上2点について都市整備部長にお伺いいたします。
A 和栗 肇 都市整備部長
まず、大宮公園北側の未整備区域について、今後の方針はどのように考えるのかについてでございます。
大宮公園は県営公園の中で最も古く明治18年に開園し、その後段階的に整備を進めており、昭和37年に当初の都市計画決定がされました。
議員お話の大宮公園北側の未整備区域は約12,000平方メートルであり、このうち公園用地として約1,400平方メートルが取得済でありますが、現在未利用地となっております。
当初の都市計画決定から約60年が経過し、当時は雑木林だったこの区域も今は住宅地となり、周辺の土地利用状況も大きく変わっております。
このため、未整備区域の整備方針につきましては、将来のまちづくりの考え方などを、さいたま市や関係機関と調整し、都市計画の見直しも含めて検討してまいります。
次に、未利用地の有効活用を模索すべきではないかについてでございます。
この未利用地につきましては、平成29年から、住民間の交流を図りたいという地元自治会の御要望もあり、年に1日ではありますが、夏祭りの場所としてお使いいただいております。
一方で、未利用地の維持管理に当たっては、草刈りなどの費用も要することから、更なる活用を図ることが必要と考えております。
また、未利用地は閑静な住宅地の中にあることから、その活用に当たっては、地域の意向も大切です。
このため、さいたま市など関係機関の意見も聞きながら有効活用の方策を検討してまいります。
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