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掲載日:2024年3月25日
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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
【一般行政】
平野 貴久(ひらの たかひさ)
産業労働部 先端産業課 推進担当 主任(令和2年4月1日現在)
令和2年 4月採用 現所属
埼玉県の新たな産業を育成していくことを目的とする先端産業創造プロジェクトの運営に関する業務に携わっています。スマートモビリティ(自動運転など)の実証実験に対する補助を行う事業の運営では、事業者からの申請に係る相談の対応や、申請のあった事業者を審査する場である審査会を開催するための調整、採択された補助事業の進捗確認等を行っており、それらの実施のため事業者様や関係各所とのメールでのやり取りや打ち合わせなどを適宜実施しています。また、補助事業の運営以外では、ドローンなどの開発した製品の試験を実施するための実証フィールドの運営や、県内で実施される実証実験への参加なども行っています。
職場内でのコミュニケーションが盛んで、課題解決に向けた職員同士の議論も役職を越えて頻繁に行われているため、賑やかな雰囲気の中で業務にあたっています。役職に拘わらず話しかけて下さる方が多く、業務上の相談にも親身になって対応してくださるため、スムーズに業務を遂行することができます。また、職場内には一般行政職の方だけでなく設備職など技術系の職員の方もおり、様々な知識や考え方に触れることができる楽しい職場です。
時刻 | スケジュール |
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8:10 8:30 9:00 12:00 13:00 15:00 17:00 17:30 |
出勤 新聞記事確認・メールチェック 県内での実証実験参加のため出張 昼食 補助事業に関する相談の対応 庁内からの照会に対する回答の作成 残務の確認とスケジュール整理 退庁 |
先端産業創造プロジェクトの一環として実施している補助事業において、実証実験に参加したことが印象に残っています。入庁1年目で行政事務に関する知識が乏しい中で補助事業の運営に携わったため、滞りなく補助事業を実施することができるか不安ではありましたが、周囲の方々から多くのサポートを頂くことで補助事業の運営を無事進めていくことができました。実際に実証実験に参加した際には、補助事業を通じて県内企業様の事業活動及び先端産業の育成に微力ながら貢献できたことを実感することができ、心に残っています。
以前は民間企業で製品開発に携わってきましたが、そこで培った知識等を生かし、県内産業を振興するための旗振り役となりたいと思い志望しました。埼玉県の出身ではありませんが、埼玉県との県境で生まれ育ったこともあり埼玉県に親近感を持っていたことも埼玉県を志望した理由の一つです。また、現在の部署は周囲の方々からのお気遣いもあり、ワークライフバランスがとれた職場環境であるため、県職員になって良かったと感じます。
民間企業での経験は全てが役に立っていると思います。業務に関連するルールの違いはあると思いますが、仕事の進め方として共通する点も多くあるため、これまで身につけたことの多くはそのまま生かせると思いますし、やり方が異なる点についても、民間企業での経験と照らし合わせ考えることで、違いを業務改善のヒントにできると思います。また、県庁職員としての業務は非常に多岐に渡るため、民間企業で身に着けた専門的な知識を生かせる現場があると思います。
近年では"デジタルトランスフォーメーション"や"Society5.0"という言葉が使われている通り、科学技術を通じて社会の在り方が変わろうとしています。そういった社会の流れの中で、自ら考え率先して新しいことに取り組んでいくことにより、県民の生活を安全・安心なより良いものとするための旗振り役となれる様な、行動力のある職員になりたいと考えています。
学生時代からの繋がりで、月に何度かフットサルをして汗を流しています。最近はあまりできていませんでしたが、埼玉県内にはゴルフ場がたくさんあるので、近いうちにゴルフも再開したいと思っています。
県職員としての業務は多岐にわたるため、特定の業務だけをやり続けることは難しいと思いますが、いずれの業務も県民の方々のより良い生活の実現に繋がるものだと思います。より良い埼玉の実現に向けて一緒に頑張りましょう。
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