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掲載日:2023年12月13日

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先輩職員からのメッセージ(一般行政  横内 ゆり)

埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。

【一般行政】

横内 ゆり(よこうち ゆり)

監査事務局 監査第二課 課長(令和2年4月1日現在)

異動歴

平成3年4月採用  土木部 川越土木事務所 開発規制部開発規制第三課

平成6年4月  商工部産業政策課 産業振興係

平成9年4月  労働商工部 労働商工総務課 指導育成係

平成10年4月  人事委員会事務局 総務課 給与担当

平成11年4月  人事委員会事務局 総務課 給与担当

平成13年4月  総合政策部 人事課 民間企業派遣(日本アイ・ビー・エム株式会社)

平成14年4月  総務部 IT企画室長付

平成16年4月  総合政策部 改革政策局長付

平成18年4月  総務部 財政課 県債担当

平成19年4月  総務部 財政課 交付税担当 

平成20年4月  埼玉県立大学 大学経営改革室

平成22年4月  企画財政部 財政課 交付税担当

平成23年4月  企画財政部 財政課 県債担当

平成24年4月  企画財政部 企画総務課 広域調整・基地対策担当 

平成26年4月  環境部 温暖化対策課

平成28年4月  総合調整幹

平成29年4月  県民生活部 文化振興課

平成30年4月  県民生活部

令和元年10月  監査事務局 監査第二課

現在の仕事の具体的な内容を教えてください。

 監査委員は、県民からお預かりした税金が正しく使われているのかを確認します。県の仕事が法律などのルールにのっとって正確に、効率的かつ効果的に行われているか、知事から独立した立場で様々な角度からチェックをしています。また、住民監査請求があった場合の監査や県の決算の審査なども行います。監査事務局は、監査委員の職務を補佐するため、本庁各課や地域機関を訪問して予備の監査を行ったり、現場や関係書類の確認などをしています。

 

ある日の1日のタイムスケジュールについて教えてください。

 

時刻 スケジュール

8:20

8:30

9:00

9:30

12:00

13:00

 

16:00

16:30 

17:15

出勤

1日の予定確認・報告

県土整備事務所の監査へ

監査の実施:現地確認・書類確認・質疑応答

昼食

児童相談所の監査へ

監査の実施:現地確認・書類確認・質疑応答

帰庁

監査報告書の確認・決裁など

退庁

 

今までの仕事で印象に残っていること、大変だったこと、嬉しかったことについて教えてください。

 九都県市首脳会議※の開催を担当した時のことは印象に残っています。会場のセキュリティから当日の議事進行、食事の手配、記者発表に向けた準備など会議を開催するに当たり、各関係先と調整しなければならない事項が山のようにありました。9都県市の首脳を支える各都県市の担当者がみんな強者ぞろいで、喧々諤々、会議の開催に向けて議論に議論を重ね、当日を無事に終えた時は本当にほっとしました。

 

※九都県市首脳会議

埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県の知事、横浜市・川崎市・千葉市・さいたま市・相模原市の市長により構成され、共有する膨大な地域活力を生かし、共同して広域的課題に積極的に取り組むことを目的とした会議

 URL:https://www.pref.saitama.lg.jp/a0101/kyuuto/

 一般行政(事務)職は、人事異動等を通じ、幅広い分野の仕事に従事しますが、入庁前にイメージしていた仕事とのギャップはありましたか。また、そうした幅広い分野での職務経験がどういう場面で生きてくるのかについて、御自身の経験を踏まえて感じたことを教えてください。

 様々な仕事を経験するイメージを元々持っていたので、入庁前後に大きなギャップを感じたことはありませんでした。埼玉県には多様な仕事がありますが、県民の福祉の増進という究極の目的は同じなので、意外と迷うことはありません。異動の度、その職場で使用する専門用語や制度などに慣れる時間が必要なため最初は戸惑うこともありますが、その戸惑いは県民の方の気持ちに寄り添うためには重要な感覚です。様々な職場を知ることで、よりきめ細かな住民サービスを提供できると思います。

県職員として働いてきた中で感じている、埼玉県の魅力について教えてください。

 手前みそかもしれませんが、様々な職場で多くの方と一緒に働いてきて優秀な職員が多いと思います。すごいなと思う人が、周りにたくさんいることは、自らの学びを厚くし、成長していくチャンスです。また、埼玉県は、県庁だけでなく県民の方々とともに施策を進めることに積極的なので、いろいろな分野の方と協働していく機会が多いことも本県職員の魅力の一つです。

現在までキャリアを重ねていく中で感じた仕事のやりがいや難しさについて教えてください。

 住民ニーズは本当に多様であり、関係者の立場も考え方も様々で、正解は一つではありません。声なき声にも思いを馳せつつ、どう詰めていくのかが仕事のやりがいであり難しさだと思います。自分が携わった施策があまたの議論を経て、行政サービスとして社会へ実装されていくスケール感は、公務の魅力の一つといえると思います。

 これからの埼玉県の未来をつくる役割の一翼を県の職員が担うと思いますが、どのような部下職員と一緒に働きたいか、また、どのような方が入庁してほしいかについて教えてください。

 生活が一変してしまった現在、大変なことも多いですが、希望を持って前向きな気持ちで物事に取り組める方が、県民生活を明るく照らしてくれることと思います。一方で、不便や不満はニーズかなと思うので、いろんなことに疑問を持つことも大切かなと思います

所属長として心がけていることについて教えてください。

 様々な価値観が存在する現在、自由に意見を言い合える環境を大切にしています。組織としての意思決定をするまでは、上司部下関係なく議論を深め、最善の道を探っていくことが、より良い行政サービスの提供につながると思います。

 埼玉県を目指す方へメッセージをお願いします。

 2021年は埼玉県が誕生して150周年の記念の年です。成長し続ける埼玉県のこれからを是非一緒に支えていきましょう。皆さんの埼玉愛、見せてくださいね。

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人事委員会事務局 任用審査課 採用試験担当

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