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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
企画財政部 行政・デジタル改革課 DX推進担当 主事(令和5年4月1日現在)
年月 |
所属 |
令和 3年 4月 |
現所属 |
私が所属しているDX推進担当の業務は2種類あり、「埼玉県のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進」と、「デジタル技術による庁内業務の効率化」があります。私の担当業務は後者で、埼玉県庁内の様々な課所にAI等新技術を導入し、業務効率化を図っています。
主な仕事内容は、RPA・AI-OCR・音声テキスト化技術などの導入・運用です。これにより、今まで職員が手作業で実施していた定例的な業務を、AIやロボットを使って自動化することができます。例えば、今までは紙のアンケートを集計するとき、職員が一件ずつPCに手入力していたのですが、AI-OCRによって一気に電子データ化することが可能になりました。
このように、日々の業務の中にデジタル技術を導入したことで、職員から「便利になった」「効率的に業務が進められるようになった」などの声を聞いたときはやりがいを感じます。
県庁全体として、とても雰囲気がいいと感じています。入庁当初は右も左もわからず、仕事についていけるか不安でしたが、先輩方が丁寧にフォローしてくれましたので安心して仕事に取り組むことができました。また、行政・デジタル改革課はテレワーク環境やフリーアドレスを先行的に実施しているモデル課ということもあり、週2日ほどはテレワークをしていますので、浮いた通勤時間を趣味に使うこともできています。
時刻 | スケジュール |
8:20 8:30 9:00 10:00 11 : 00 12:00 13:00 15:00 17:30
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出勤 メールチェック等 担当内打合せ RPA・AI-OCR関連の質問対応 職員からの業務デジタル化の相談に対するヒアリング 昼食 業者とミーティング 書類作成(契約書、事業計画書など) 退庁 |
もともと、根本的な問題に対処できるような規模の大きい仕事がしたいという気持ちがあったのですが、反面、住民の方の顔が見えるところで仕事がしたいとも感じていました。都道府県庁では、市町村では関われない制度などの根本的な業務に携われますし、国に比べて住民の方に触れる機会も多く、どちらもいいとこ取りができるところに魅力を感じました。
その中でも、特に埼玉県は都市部と山間部がどちらもあるため、都市部・山間部の住民・事業者の方それぞれに特有のニーズがあります。様々な環境に対応する政策づくりはとても難しいと思いますが、同時にとても面白そうだと思い、埼玉県を志望しました。
今回のインタビューを通して、少しでも県の業務に興味を持っていただけたなら嬉しいです。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!