ここから本文です。
埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
年月 |
所属 |
令和 2年 4月採用 | 現所属 |
大久保浄水場では、荒川の水をきれいにして、水道水として各市町へ供給しています。私は主に浄水場の機械設備の維持管理を担当しており、設備の定期点検業務や工事の発注、監督業務を行っています。また浄水場の運転管理業務も行っていて、24時間365日交代でポンプや設備の運転操作を行い、圧力、流量及び水質等の監視を行っています。水道は日々の生活に欠かすことのできない重要なライフラインの1つであり、とても責任のある仕事に就いています。その中で日々の気候の変化や河川の水質変化に対応しながら運転管理業務を行っています。適切な運転管理を行うことで業務を完遂し、各市町への給水が無事に継続できた時、安堵と共にとてもやりがいを感じます。
普段から声を掛けてくれる方が多いので、自分からも話しやすい環境です。そのためわからないことがあれば上司・先輩・同僚に気軽に相談できています。
時刻 | スケジュール |
8:20 8:30 8:35 8:45 9:15 12:00 13:00 15:00 16:30
17:00 17:15 |
出勤 担当ミーティング メールチェック 業者と工事に関する打合せ 現場立合 昼食 書類整理・資料作成 現場立合 業者の作業報告・書類提出 翌日の作業の打合せ 提出書類の確認 退庁 |
印象に残っていることは、初めて担当した修繕工事です。この工事は、川の水のかび臭物質を除去する粉末活性炭を注入する機械設備の修繕だったことから、水処理に影響を与えず工事を進めていくことが大変でした。他の担当や施工業者と何度も打合せを行い、また大雨などにより河川のかび臭物質の濃度が急上昇した時の対策を上司や先輩にアドバイスをいただき、工事を進めていきました。
対象の機械設備のことだけでなく、水道水の安定給水を考え施工管理をすることは大変でしたが、工事が支障なく完成し、工事前と比較して機能が改善された時は嬉しかったです。
生まれ育った埼玉県に貢献したい、かつ民間企業で培った知識を活かせると思い埼玉県の設備職を志望しました。
前職では、休日出勤が当たり前でワークライフバランスが取れませんでしたが、今は計画的に休暇も取得できプライベートの時間が増えたので埼玉県職員になって良かったと感じています。
浄水場には様々な機械設備・電気設備があります。知識不足・経験不足でまだ対応に困ることが多々ありますので、上司・先輩方のように一人でも対応できる技術力を身につけ、問題を解決できる職員になることが今の目標です。
また、埼玉県職員の業務は多岐にわたるので、幅広い知識が必要になります。現在は機械施設の担当ですが、電気の知識も身につけ積極的に資格試験に挑戦したいと考えています。
最近はできていませんが、サッカー、フットサルで体を動かしたりしています。平日は、昼休みにランニングや筋トレをして体力向上に努めています。
筆記試験は試験範囲が広いのでコツコツやるしかないと思いますが、私の場合は仕事をしながらの転職活動だったため、あまり時間が取れませんでした。そのため確実に点が取れる数的処理を中心に勉強していました。
面接対策では、ある程度質問される内容を想定し、質問されたことは答えられるよう準備しました。
就職活動は不安でいっぱいだと思いますが、自分の思いをしっかりと伝え、悔いの残らないように最後まで頑張って下さい。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。