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掲載日:2024年3月25日
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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
【設備】
安田 侑幹(やすだ ゆうき)
都市整備部 設備課 機械担当 技師(令和2年4月1日現在)
平成28年 4月採用 危機管理防災部 化学保安課 液化石油ガス担当
平成31年 4月 現所属
設備課では、県有施設(県立学校、地域機関)の改修工事や新築工事の機械設備(空調設備、給排水設備等)について、設計、積算、工事発注及び施工管理業務を行っています。設計・積算業務に関しては、新設や設備改修の依頼を受け、工事のための設計図面・各種計算等の作成を設計事務所に委託します。施設管理者も交えて打合せをしながら要望を設計に反映させ、完成した成果品を設計基準等に照らし合わせながらチェックをします。より良い工事を行うために、知恵を絞りながら設計を進めていくことにやりがいを感じています。施工管理業務に関しては、工事発注後に施設管理者や施工者と工事の日程を調整し、施工が適切に行われているか随時監督を行っています。調整事項が多い時期は、週に何度も現場に出張しています。施工中は様々な問題が発生しますが、工事が終わり施設担当者や利用者に喜んでもらえることにやりがいを感じています。
職場は若手職員が多いため、「空調設備の改修」や「給排水設備の改修」等のテーマで年に数回研修等を行い、若手職員への技術継承を積極的に行っています。設備課の職員は全員が設備職のため、技術的な問題や仕事の進め方についても相談しやすく、困った時に助け合いながら全員で仕事を進めていくような一体感があります。また、仕事以外のことでも、人生の先輩としてなんでも相談できる温かい職場です。
時刻 | スケジュール |
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6:30 8:15 8:30 9:00
12:00 13:00 14:00 14:30 16:40 17:15 18:30 18:40 20:00 21:00 24:00 |
起床 出勤 1日のスケジュール確認 メールチェック 工事に関する報告資料作成・設計図面等の確認・電話等 昼食(事務所の仲間と近くの食堂へ) 書類整理・資料作成等 工事の打ち合わせのため出張 施工現場で施工者、施工管理者を交えた打ち合わせ 現場確認・相談・指示等 退庁 帰宅 ジョギング 夕食 洗い物・掃除・洗濯等 就寝 |
改修工事を行う際は、施設の運営を止めずに工事をすることが多々あります。そのため、工事監督業務では、施設の運営や行事、執務に影響を及ぼさないように施工を進めていく調整を行うことが大変でした。
私の受け持つ現場に学校トイレの洋式化工事がありました。コンクリートを壊すための大きな音が授業中に出てしまうと、学校運営に影響が出てしまいます。そのため、何度も施設管理者や施工者と打合せを行い、時には上司や先輩に助言を受けながら、要望を可能な限り反映しつつ、施設・工事両方に極力影響が無いように調整を行いました。施工を管理するだけではなく、施設との調整も工事を進める上で大事な部分だと知り、非常に勉強になりました。
このような地道な作業を経て工事が完成した際には、施設の方にも感謝して頂けた上に、学校新聞やPTA会報に掲載もされましたので、自分自身とても達成感がありました。
※写真は、コロナ対策を実施した上で一時的にマスクを外しています。
高校・大学時代にお世話になった埼玉県のために、今まで学んだ機械工学の知識を活かしたいと思い、志望しました。
よかったと思うことは、施設や設備が完成した際に、喜んでいる姿を見る機会が想像していたよりも多いことです。綺麗になったトイレなど、目に見える形で自身の仕事の成果を実感できるので、やりがいを日々感じています。
また、学校や公園等身近な施設の改修等に携わるので、県民のため、埼玉県のために貢献していることも実感できます。
その他にも、数年に一回異動があり、他の部局に異動する可能性があります。施設管理、研究、許認可など部局によって行う業務は異なります。一つの分野だけでなく様々な業務に関われるところもよいところだと思います。
今従事している業務の知識を深めるため、施工管理や設備設計の資格を取りたいと考えています。また、一つの分野にとらわれず様々な分野の業務に携わり、設備に関する知識を拡げていきたいです。
有給休暇や長期休暇を利用して、北海道や静岡県等の旅行先で美味しいものを食べたりしています。また、ジョギング等で運動不足の解消を心掛けています。一昨年末には、設備課の仲間と埼玉国際マラソンに参加しました。有給休暇や長期休暇をしっかり取得するよう積極的に声掛けしてくれるなど、ワークライフバランスにも配慮があり、とても働きやすい環境です。
県の工事現場見学会や説明会に参加するとよいと思います。自分で調べるだけでは県の職員がどのような仕事をするのかイメージしづらい部分があります。実際に働いている職員の話を聞くことでイメージがつき、志望動機をより具体的にすることにつながりました。私の場合は、建設途中の小児医療センターの見学に行きました。
試験対策の勉強は、大学3年生の夏から公務員講座を受講していました。その他に物理、化学の基礎的な部分の勉強や小論文の対策を、卒業研究やアルバイトの合間にしていました。
埼玉県では面接試験を重視しているため、友人や家族と繰り返し面接練習をして、埼玉県でどういったことをしたいのかを明確にすると良いと思います。
埼玉県の設備職が配属される分野は幅広く、どの仕事も県民の生活に関する重要なものなので、とてもやりがいがあります。ワークライフバランスにも配慮があるので、公私ともに充実した日々を送ることができます。採用試験も、新方式試験などは勉強時間が確保できない方でも受けやすいと思いますし、ぜひチャレンジしてみてください。
設備職を目指す皆さんと一緒に働けることを楽しみにしております。
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