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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
年月 |
所属 |
令和元年 11月採用 | 現所属 |
主な業務は、埼玉県の施設の建築に関する工事や設計業務委託の発注、監理を行うことです。施設管理者や関係各所から新築や改修の要望を伺い、設計事務所に業務委託を発注、監理をし、図面や積算等を作成します。納品された図面や積算等を確認、手直しし、それを基に工事を発注、監理します。工事中は監督員として工事請負業者や施設管理者との調整、現場での立会確認、上司への報告等の事務処理をしています。
現在は、県立高等学校や児童相談所等の改修工事や公園事務所の新築工事を担当しています。工事が完成するまでの道のりは長いですが、完成し利用者から感謝の言葉を伝えられた時は、建築職でしか得られない達成感、満足感があり一番のやりがいにつながります。その言葉を頂きたく日々努力を重ねようという意欲がわいてきます。
営繕課の職員はほとんどが建築職のため、技術的な問題や仕事の進め方についても相談しやすく、分からないことがあれば上司を含め、周りの人たちがすぐに相談に乗ってくれるので、安心して仕事を進めていくことができます。職場では仕事以外のことでも気軽に話しかけてくれる先輩方が多く、とても風通しの良い職場だと感じています。
時刻 | スケジュール |
8:20 8:30 9:00
10:00
12:00 13:00 14:00
17:15
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出勤 1日のスケジュール確認、メールチェック 受注者から提出された製作図等の確認 工事報告書の作成 設計事務所へ図面の修正指示 工事発注のための積算確認や工事の変更契約図面の作成 工事請負業者へ変更内容の確認 上司への進捗状況報告、課題相談 昼食 現場へ出張 工事定例打合せ (工事の安全対策の確認や、仕上げ色の決定、設計図書通り工事が進捗しているかの確認を行う) 現場から直帰 帰宅 |
和光樹林公園の事務所の建替工事が印象に残っています。
新築する事務所は100平方メートル超の小規模な事務所ですが、設計から携わり工事まで担当させてもらえることになりました。
設計時には、施設の要望を何度もヒアリングし、既存事務所に足りない機能や、新たに必要とされる諸室をピックアップし、大まかな基本プランを考えた上で、設計事務所に設計業務を委託しました。
公園敷地内という大勢の利用客がいる中での工事のため、安全管理が非常に大変でしたが、設計に携わったものが実際に出来ていく楽しさや達成感を味わうことができました。
都市計画のような大規模な計画に携わりたいと思い埼玉県を志望しました。
現所属の営繕課では、学校や公園等身近な施設の改修等に携わるので、改修後の施設を喜んで使用してくれる姿を見ると、自分の仕事が人のためになっている実感がありとても嬉しいです。
業務の知識を深めるためにも、一級建築士の資格を取得したいと考えています。
また、一つの分野にとらわれず様々な分野の業務に携わり、建築に関する知識を広げていきたいです。
以前は長期休暇を利用して海外旅行に行くことを楽しみにしていましたが、コロナ禍で出歩くことが困難なため、現在はほとんど遠出していません。昨年子供が産まれたため、休日は子供と公園に遊びに行くなど家族との時間を大切に過ごしています。
私は民間企業からの転職で、前職は残業が多かったこともあり、勉強時間が十分に取れない状況でした。限られた時間の中で自分の得意な分野を重点的に学習し何とか乗り切りました。
面接の対策もあまりできずに当日を迎えてしまいましたが、志望動機ややりたい仕事など、簡単なことですが自分の考えを固めて素直に受け答えができるよう準備しておくことが大切だと思います。
建築職のどの仕事も県民の生活に関する重要なものなので、業務を完遂したときはとてもやりがいがあります。
また、私は県職員となってから結婚、妻の出産を経験しましたが、男性でも育休を1か月間取得することができ、周囲のサポートが非常に手厚いと感じました。急に子供が熱を出した時も急遽休暇を取得できたりと、担当内の他の職員の協力もあり子育てにも参加できています。仕事と私生活のどちらも充実させることができることも、埼玉県職員の魅力です。