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更新日:2022年3月30日(水曜日)

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先輩職員からのメッセージ

埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。

加藤さん2

【福祉】 加藤 舞子

福祉部 川越児童相談所(令和3年4月1日現在)

異動歴

年月

所属
平成29年 4月

福祉部 所沢児童相談所 安全確認・市町村支援担当

令和  3年 4月採用 現所属

現在の仕事の具体的な内容とやりがいを教えてください。

 児童相談所では、0歳から18歳未満までの児童についての相談に応じています。私は、児童福祉司(ケースワーカー)として、虐待・しつけ・障害・非行・里親等の相談を受けています。具体的には、児童や保護者との面接、市役所や学校等、関係機関と連携し必要な支援や援助を行っています。近年は、子どもの安心安全を守るために関係機関との情報共有を密にするようになっており、医療機関や警察ともやり取りすることが増えました。子どもが安心して生活できる環境を整えられた時、この仕事をしていて良かったと感じます。

加藤さん3

職場の雰囲気を教えてください。

 入庁して最初の1年間は、ブラザー・シスター制度で、私のシスター(新規採用職員指導員)となってくだった先輩職員に様々なことを教わりました。また、シスターでなくても、質問をしたら丁寧に教えてくださる先輩が周りにたくさんいたので、とても勉強になりました。

 緊急の出張が入ることも多く、戻りが遅くなることもありますが、「お帰りなさい」、「大変だったね」等と声を掛けてもらえるので、少し気持ちが軽くなります。

ある日の1日のタイムスケジュールについて教えてください。

時刻 スケジュール

  8:15

  8:30

10:00

12:00

13:00

15:30

17:00

18:15

出勤

1日のスケジュール確認

面接

昼食

関係機関訪問

家庭訪問

記録作成等事務処理

退庁

今までの仕事で印象に残っていること、大変だったこと、嬉しかったことについて教えてください。

 家庭の事情で施設入所が必要な児童を担当した時のことが印象に残っています。その児童は、施設がどのような場所かわからず不安で、「施設にはいかない!」と言い続けていました。どうしたらその子の不安が拭えるか、児童心理司や先輩職員、施設職員に何度も相談しました。面接を重ねて子どもの不安な気持ちを聞くのはもちろん、施設の写真を見せて案内、実際に施設に連れて行って生活の様子を見学…。最終的に、「施設で頑張る!」と言ってくれた時には、安心したのと同時に、子どもにとって施設に入所することがどれだけ大きなことか思い知らされました。これからも、このような場面は何度も経験すると思いますが、少しでも子どもの不安な気持ちを軽減できるよう支援していきたいと思います。

埼玉県職員を志望した理由や、埼玉県職員になって良かったと思うことを教えてください。

 大学在学中、集団に馴染めなかったり、家族との関係がうまくいかない子どもと関わる機会があり、将来はそういう子ども達や家庭に携わる仕事がしたいと思うようになりました。埼玉県庁の福祉職を志望したのは、入庁後すぐに児童相談所で勤務することが出来ると知ったからです。私が生まれ育ったのは東京都なのですが、仕事を始めてからは埼玉の自然豊かなところがとても好きになり、プライベートでも観光したりするようになりました。

埼玉県の未来を担う県の職員として、今後チャレンジしたい事やどのような職員になりたいかを教えてください。

 令和3年度に初めて異動を経験し、同じ児童相談所でも、各所によって雰囲気や業務の仕方が少しずつ違うということがわかりました。何か所か経験し、それぞれの所の良いところを取り入れて今後の仕事に生かしていきたいと思います。

休日や余暇の過ごし方を教えてください。 

 ドライブしたり、バイクに乗ったり、カメラを持って撮影旅行をしたり、ライブに行ったり…出掛けることが大好きです。コロナ禍以前は、夏季休暇をなるべくまとめて取得し、毎年海外旅行もしていました。コロナ禍になってからは、自宅でコーヒーを淹れたり、友人と公園でピクニックをしたりして、出来る範囲で気分転換をしています。没頭できる趣味があることで、仕事とのメリハリがついてストレス発散になっています。

加藤さん4加藤さん5

受験するにあたってのアドバイスがあれば教えてください。

 選択問題でも、記述問題でも困らないように、覚えなければならない用語や事柄については全て文章で書いて説明出来るようにしていました。勉強時間は人それぞれだと思いますが、私の場合は勉強をたくさんしたという事実が受験時の自信に繋がる気がしたので、とにかく空き時間があれば勉強するようにしていました。

埼玉県職員を目指す方へメッセージをお願いします。

 私は福祉職として入庁しましたが、大学では心理・教育の分野を専攻していました。そのため、福祉については一から学ぶことが多く大変でしたが、同じ公務員志望の友達と励まし合ったりして一緒に勉強していました。専攻していなかった分野でも、興味があれば諦めずに目指してみてください!