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埼玉県職員を希望する皆さんに対し、先輩職員からのメッセージです。
年月 |
所属 |
平成31年 4月採用 | 現所属 |
環境整備センターは、一般廃棄物及び産業廃棄物の最終処分(埋立処分)を行っている県営の最終処分場です。また、敷地内に、公共関与による全国初めての総合的資源循環型モデル施設「彩の国資源循環工場」や公園緑地施設「三ヶ山緑地公園」を整備しています。
具体的には、搬入団体への立入調査による廃棄物の性状審査や受入廃棄物の抜取り分析チェック、またセンター周辺の環境調査を行っています。
最終処分場は現代社会に必要不可欠な施設であるため、直接的に貢献しているという点からやりがいを感じますが、一歩でも間違えると迷惑施設になりかねません。慎重かつオープンに業務にあたるよう心がけています。市町村の担当者や地元の方たちと接する機会が多いのも、私にとっては魅力です。
職員数は少ないですが、その分職員間の距離が近く、温かい雰囲気があります。それぞれ専門知識と経験もあることから、仕事の進め方や疑問点等を気軽に相談、助言をいただいています。
また休暇が取得しやすく、ワークライフバランスのとれた職場です。
時刻 | スケジュール |
8:15 8:30
8:50 9:00 12:00 13:00 15:00 16:00 17:00 17:15 |
出勤 ミーティング 所内全体のスケジュール確認 メールチェック 環境調査の事前準備 環境調査 昼食 委託業者からの報告書確認 オンライン会議出席 廃棄物受入データの監理、報告書作成 明日のスケジュール確認 退所 |
今年度、最終処分場を設置している県内市町村の担当者を集め、最終処分場の課題解決、職員間の人脈構築を図ることを目的に「第1回県内最終処分場設置団体連携会議」というものを開催しました。初めての試みで不安でいっぱいでしたが、上司や関係各所の助言もあり、無事成功を収めることができました。また、重要な仕事であるという信念のもと最後までやり遂げることの大切さ、喜びを味わいました。今後も継続して県と市町村が連携し合い、先進的な取組みを行っていきたいと考えています。
生まれ育った埼玉県に愛着があったのが一番です。埼玉県に居を構え生活したい、そして埼玉県をもっと詳しく知りたい、これがきっかけでした。立入調査では県内の様々な地域に出張しますが、その土地の名物を食べて回ることができるのも楽しみの1つとなっています。
そのほか、新型コロナウイルスに伴う保健所や感染者療養ホテルへの応援業務、鳥インフルエンザや豚コレラの防疫作業など、非常時には緊急業務もあります。緊張感のある仕事ですが、非常事態に少しでも貢献できることは、埼玉県職員になって良かったと感じます。
私は化学職採用ですので、基本的には環境行政に多く携わることになります。環境行政の中にも様々な分野がありますので、幅広く業務に携わり、県庁職員・市町村・県民全員から頼りにされるプロフェッショナルになれるよう、励んでいきたいです。
また、埼玉県は現在デジタルトランスフォーメーションを推進しています。こうした県全体の施策を理解し、実践、共有していく、行動力ある職員になりたいと考えています。
今は新型コロナウイルス感染症が拡大しており、あまり外出はしていませんが、以前は土日のどちらかは体をやすめ、もう1日は妻とドライブに行ったり、グルメを楽しんでいました。
筆記試験は、市販の問題集を購入し、理解できるまで何度も解く地道な作業を続けました。問題の傾向や時間配分を知るためにも、定期的に模試を受けることをお勧めします。
面接試験は嘘偽りなく、正直に柔らかい表情で臨みました。
公務員試験は民間に比べ採用時期が遅く長丁場ですが、焦らず努力を続けることが大切です。自信をつけて試験に挑んでいただければと思います。
埼玉県には、様々な分野の業務に携わる機会があると同時に、研修や新人教育制度の充実など、自分自身の成長に繋げることができる環境があります。試験勉強の道のりは長いですが、合格の先に自分が生き生きと働いている姿を想像し、試験勉強を乗り越えてください。
最後になりますが、県職員の仕事は県全体を陰ながら支え、県民の方の暮らしやすさを守る、魅力あふれる仕事です!
埼玉県のより良い未来のため、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。