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掲載日:2023年12月21日

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金子商事株式会社

金子商事_建物外観

事業者名 金子商事株式会社
代表者名 代表取締役 金子 昭雄
設立 1999年8月
所在地 久喜市菖蒲町上大崎424-1
主な事業内容

産業廃棄物収集運搬業

従業員数 10人
ホームページ http://kanekosyouji.com

 CSR・社会貢献活動について

活動を始めた時期・きっかけ

弊社は、産業廃棄物の収集運搬の仕事をしています。2001年に現在の久喜市菖蒲町に移転しましたが、地域の皆様には、トラックの騒音や振動などで日々ご迷惑をおかけしています。そして、もし自宅のとなりが産業廃棄物の会社だったらいい気はしないだろうな、と感じておりました。そのような中で、「すべての企業は存在するだけでCO2を排出しており、CSRは慈善事業ではなく罪ほろぼしなんだ」と、ある方に教えていただいたことをきっかけに、弊社でも何かできることはないかと考え、少しずつ活動を始めました。

もう一つ、活動を広げるきっかけになったことがあります。それは、社員から「この仕事をしている事を人に言うのがちょっとだけ恥ずかしい」という意見が挙がったことです。そこから、未来を担う子供たちが憧れる会社を目指すことになりました。また、弊社のことや産業廃棄物の収集運搬という業務内容を、地域の方々や子供たちに知ってもらい、社員に仕事の誇りややりがいを持ってもらいたいという目的も加わりました。

業界の地位向上を目指し、子供たちが「将来の夢は産業廃棄物屋さんです!」と言ってくれる世の中を創ってまいります。

具体的な活動内容

「親子で貯金箱を作ろう!」小学生向けワークショップの開催

弊社初の試みとして、2023年7月に地域の小学生を対象に、牛乳パック等の廃棄物を使って貯金箱を作るワークショップを開催しました。

金子商事_活動3

▲ワークショップの様子

地域清掃活動

2001年より、月に一度、弊社近隣の清掃活動を実施しております。地元への恩返しになればという思いで、道路の草むしりやゴミ拾いなど、従業員総出で行っています。

ペットボトルキャップの寄付

社内や社員の家庭から出るペットボトルのキャップを回収し、寄付する活動に取り組んでいます。回収したペットボトルキャップは、特定非営利活動法人キャップの貯金箱推進ネットワークを通じて、世界の子供たちへのポリオワクチン接種に役立てられています。

高校でのPBL(課題解決型授業)への協力

埼玉県内の高校にて、PBL(課題解決型授業)への協力をさせていただいております。授業では、高校生の皆様に働くことの楽しさについて学んでいただいています。

地元祭りへの参加

地元菖蒲町上大崎祭りでは、毎年、子供たちが引く山車の休憩所として本社敷地内を提供しています。休憩所には、テーブルやベンチを設置し、手作りのお漬物やお菓子、飲み物などを用意しています。

具体的な活動内容の詳細はこちら

取り組んでよかったこと

地域に強い影響を与えられる会社になりたいですが、まだそこまでのことは出来ていないように感じます。強いて言えば、活動を始めたころよりは、近隣にゴミを投棄する人が減ったように感じます。

それよりも、活動に取り組む社員の変化や成長には大きな効果があったと実感しています。各活動は、企画から会議を重ね、実現まで様々な意見を出し合いながら進めてきました。通常業務から離れ、地域のための活動を考えることで、企業使命や自身の使命を少しは考える時間になったのではないかと感じています。

現在は、産業廃棄物の仕事はあまり人気がある業種ではありませんが、地域の方や子供たちの喜ぶ姿に触れることで、社員の誇りややりがいに繋がればと思っています。これからも、社員一人一人が得意分野で力を発揮し、楽しく働く社風を育んで行きたいと思います。

今後に向けて

「親子で貯金箱を作ろう!」小学生向けワークショップの開催

次年以降も引き続き実施していきたいと考えております。ショッピングモール等多くの地域住民の方々が多く集う場所での開催を目標に、拡大周知していきたいです。

地域清掃活動

近隣住民や地域の学校等と連携して、自社の活動から、地域の活動に広げていきたいと考えております。

ペットボトルキャップの寄付

現在は、自社及び取引先の皆様との活動ですが、今後はちょっと変わった面白い収集ボックスを会社に設置して、近隣住民の方にも参加していただけるようにしたいと考えております。

高校でのPBL授業

引き続き高校との連携を図るとともに、大学等とも連携を深めていきたいと考えております。

地域MOTTAINAIプロジェクト

社員からの提案で、「地域MOTTAINAIプロジェクト」の実施準備を進めています。これは、地域住民の方々のご家庭で不要になったものを弊社に持ってきていただき、代わりに必ず別の欲しいものを持って帰ってもらうという活動です。来年運用開始ができるよう、現在準備を進めています。

CSR活動の広報強化

弊社のCSR活動をより多くの方々に知っていただき、未来を担う子供たちが憧れる会社、憧れる業種になっていけるよう、ホームページや各種SNSを通じて、広く弊社の活動を発信してまいります。

社長に聞く!CSR・社会貢献活動への思い

金子商事_活動への思い世の中のすべての業種のすべての仕事自体が、社会貢献活動だと考えます。本業そのものに使命があり、社会に貢献していない仕事はないはずです。

しかしながら、それを自覚したり、誇りに思ったりする環境が少ないような気がします。弊社では、そういった環境をつくるためにCSR活動に取り組んでいます。自分たちが元気に楽しく生きることが、地域社会のためになるのだと思います。

代表取締役 金子昭雄

 

 

 

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お問い合わせ

県民生活部 共助社会づくり課 活動支援担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

ファックス:048-830-4751

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