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掲載日:2024年10月17日

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SAITAMA社会貢献プロジェクトバナー

一般社団法人日本ショーファー協会

日本ショーファー協会_象徴写真

事業者名 一般社団法人日本ショーファー協会
代表者名 代表理事 亀山 敦
設立 2010年12月
所在地 さいたま市中央区上落合7-10-36
主な事業内容 秘書事業・旅行事業・介護事業
従業員数 5人(令和6年9月末現在)
ホームページ https://secretary.or.jp

 新規・更新箇所新着情報

【令和6年10月17日更新】CSR・社会貢献活動情報を追加しました

CSR・社会貢献活動について

活動を始めた時期・きっかけ

平成10年(1998年)より、ボランティアとして交通遺児やひとり親家庭等に対して無償食品支援(フードドライブ&フードパントリー)や文房具の寄贈を行ってきました。

ボランティア活動は改正障害者雇用促進法の研修時に、障がい者施設管理者の方から障がい者を取り巻く環境の厳しさをお聞きしたことから始まりました。当初は、会員が贈答品等の余剰品を持ち寄り数か所の施設にお届けするものでしたが、現在は地域や福祉行政関係者の話を参考に、より多くの人に支援ができるような制度設計をして活動を行っています。

具体的な活動内容

追加されたCSR・社会貢献活動(2024年掲載) 

SAITAMAコミュニティフリッジの開設

(一財)日本民間公益活動連携機構・フードバンクかながわと連携した無償食料支援の一環として、さいたま市にコミュニティフリッジを開設しました。

SAITAMAコミュニティフリッジ

▲SAITAMAコミュニティフリッジ

能登半島地震緊急支援での連携

(公財)JAKと連携し、冷食・レトルト品等の食料支援に加え、透析患者向けの減塩食サポートや管理栄養士による冷食を使用した災害食メニュー等、真に必要とされる支援を要配慮者等に行っています。

災害用キッチンカーの新造と啓発活動

(公財)日本フィランソロピック財団と連携して、災害支援用のキッチントレーラーを新造しました。有事における埼玉県内の企業・団体・専門職による駆け付け支援体制の構築と食材の確保に使用します。平時はさいたま商工会議所・ロータリークラブ等や児童生徒向けの災害教育・イベントで、配食デモンストレーションを行います。

災害用キッチンカー

▲災害用キッチンカー

さいたま市内の高校生のビジネスコンテストのサポートを実施

(一社)埼玉ニュービジネス協議会主催のビジコン発表会に招待して経営者と社会人向けビジコン入賞者との交流を深めるなど、大学卒業後に目線を向けた支援を実施しました。

CSR・社会貢献活動(2022年掲載)

無償食品支援(フードドライブ・フードパントリー・フードバンク)や子ども食堂との連携

フードバンクいるま様を始めとする埼玉県内のフードパントリー・子ども食堂に冷凍食品の外、精米・飲料・フリーズドライ品等を提供しています。食品の配布は「集める&配る」の需給を見極めながら「バンク=保管場所」が必要無い、ジャストインタイム方式で行っています。
理想形の支援品を『必要な時に必要な人へ』が実現できる体制を構築できるように智慧を出し合い活動しています。

フードロス品を必要とする人・施設に確実に届く無償配送システムの構築

フードパントリー活動を行う上で課題となるのは支援品の受け渡し方法です。当初、施設に支援品をまとめて届けていましたが、活動を続けるうちに一部の障がい者や高齢者が支援品を取りに来ることが困難なことを知り、本来の弱者支援とは程遠い現実が浮き彫りとなりました。
このことから、令和4年度より外出が困難な方や社会福祉協議会等の緊急支援依頼に対して、所属の福祉タクシーを利用して支援食糧を無償でお届けする制度(全国初:国土交通省自動車局調べ)を創り実施しています。
また、各地の社会福祉協議会や大手生命保険会社・学校法人等と連携をはかり、さいたま市・川越市・狭山市・鶴ヶ島市・坂戸市等で無償配送を実施しています。

 

日本ショーファー協会_無償配送システムプレスリリース

▲「無償配送システム」グランドスタート時のプレスリリース

 

交通安全教育・くるま検定で低年齢児の交通事故の低減を

児童を対象に交通ルールをクイズ形式で学ぶボランティア活動を行いました。

日本ショーファー協会_「くるま検定」(無償)の呼称使用のための商標登録証

▲「くるま検定」(無償)の呼称使用のための商標登録証

 

職員による地域の見守り、所属車両での防犯巡回

朝夕にさいたま市内を中心に地域の見守りを行っています。所属の福祉タクシーと職員の自家用車を利用することで地域の防犯の一助に寄与しています。

日本ショーファー協会_福祉タクシーによる防犯見守り活動

▲福祉タクシーによる防犯見守り活動

取り組んでよかったこと

当初は交通遺児支援として始まった食糧と学校用具の支援を、現在は「すべての食糧を必要とする方」に活動を拡大しました。年齢や身体状態に関わらず多くの方との接点ができ、支援について多角的に考えることができるようになりました。

また、小規模ながら長い間続けてきたことからか、行政から緊急支援や継続支援の依頼を受けるようになったことで、取り組み続ける姿勢やモチベーションの向上にもつながっています。

そしてなによりも地域のみなさまとのコミュニケーションが増えたことで、今後のボランティア活動の幅も広がるのではないかと考えます。

今後に向けて

これまでの活動を続けながら新たな取り組みも必要と感じています。地域のみなさまと共に時代とニーズに合った支援を考え、以下の活動を行います。

  • 物質支援にあわせて情緒的支援を行います。各人の状況を理解したうえでの支援(物品に限らない)。行政・地域包括・民生委員・ソーシャルワーカー・ケアマネージャー等との連携。
  • フードドライブ&フードパントリーに特化した活動(ジャストインタイムでの支援)を堅持してきましたが、コロナ禍になってから寄贈品や収集品が激減したため、食糧を貯蔵して常に少量を現物保管できる体制を目指します。小型の食品倉庫(フードバンク)を用意して、緊急支援もすぐに行えるようにします。費用はクラウドファンディングの利用を考えています。
  • さいたま市教育委員会と連携した学生向け災害支援をテーマにしたイラストコンテストを実施します。災害用キッチンカーのイラストを学生がデザインするコンテストです。
  • 埼玉県と石川県のスーパーサイエンスハイスクールに教育委員会と連携した総合的な学生サポートを行います。学生主体の発明や開発に企業コンソーシアムでの支援を行います。

一般社団法人日本ショーファー協会に聞く!CSR・社会貢献活動への思い

日本ショーファー協会_理事長写真平成10年に有志でボランティアを始め今年で25年目となりました。今夏より、これまで協会内で言わば内向きで続けてきた独自の活動を見直し、行政・地域と連携しての支援を始めました。

皆さんとのつながりが出来ると、これまでの課題や問題が氷解することも一つや二つではなく、支援とは物だけではないと感じます。それぞれができることは小さくても人の輪が広がり補完し合い、まさに共助の精神がここにあるのだと感じています。

当協会は「快適に仕事ができる環境づくり」を主とする社内外問わずの総合サポートを行っています。車両を使用することも多く、ボランティア活動も車の運行に合わせて実施しています。このたび県のご担当者様とお話する機会をいただきまして、当協会のボランティア活動を初めてニュートラルな視点で俯瞰することができました。

今後はこれまでの食糧支援と同様に、心理的支援等さまざまなソーシャルサポートを地域の皆さまと共に進めてまいります。

専務理事 亀山敦

 

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お問い合わせ

県民生活部 共助社会づくり課 活動支援担当

郵便番号330-9301 埼玉県さいたま市浦和区高砂三丁目15番1号 第三庁舎3階

ファックス:048-830-4751

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