株式会社そごう・西武

 CSR・社会貢献活動について

活動を始めた時期・きっかけ

3つの社会貢献活動

1999年に百貨店として初めて、環境に関する国際規格「ISO14001」を取得し、そごう・西武各店、各事業所で環境活動を推進しています。また、そごう・西武の環境方針では、「お客さまやお取引先、地域とともに取り組む、次世代に続く豊かな暮らしづくり」を基本理念に掲げています。お客さま一人ひとりのやさしいお気持ちを社会貢献団体におつなぎする活動として、「盲導犬育成支援」は2003年から、「植樹・育樹」「途上国支援」は2009年から継続して推進し続けています。

埼玉県との包括連携協定

駅前にある百貨店は、商業施設であると同時に公的な役割を担っているという考えのもと、県民の皆さまに向け、環境や社会貢献に関わる啓発活動を積極的に実施しています。2012年に埼玉県と包括連携協定を締結したことをきっかけに、自治体、企業、学校、団体との連携がさらに進みました。

具体的な活動内容

盲導犬育成支援活動

盲導犬を必要としている視覚に障がいのある方のための募金活動だけではなく、お客さまに向け定期的に啓発キャンペーンを開催しています。全店舗に常設している盲導犬をかたどった大型募金箱には、それぞれ名前が付けられており、お客さまにも可愛がっていただいています。

※啓発キャンペーンは、そごう大宮店のみとなります。

▲従業員による盲導犬募金活動

植樹・育樹

プレゼントギフトが植樹・育樹につながる「グリーンラッピング」を行っています。これは、お客さまがプレゼントギフトをご注文の際に、税込100円のグリーンラッピングをお選びいただくと、その内の50円が認定NPO法人環境リレーションズ研究所への寄付となり、80件で1本分の植樹につながる活動です。また、お中元やお歳暮の簡易包装は4,000件、お買い物袋のご辞退は1万枚で、それぞれ1本分の植樹につながります。

▲ラッピング代の一部が植樹の寄付につながるグリーンラッピング

途上国支援

そごう・西武では、お客さま参加型の途上国支援を推進しています。お客さまから使わなくなったこども靴をお預かりし、国際協力NGOジョイセフを通じてザンビア共和国に送ることで、こどもたちの足を寄生虫病や破傷風から守る活動につながっています。

※こども靴の下取りは、そごう大宮店のみとなります。

▲ザンビアのこどもに靴を渡すジョイセフのスタッフ

地域との取り組み

定期的に埼玉県と連動した環境フェアを開催しています。西武所沢S.C.では2023年5月に埼玉県の脱炭素の取り組みをパネルでご紹介。また2023年7月には、そごう大宮店で「埼玉県プラスチック資源の持続可能な利用促進プラットフォーム」に参画している会員企業各社の活動紹介をはじめ、お子さま向けのワークショップなどを実施しました。

▲そごう大宮店で開催した「埼玉県の環境フェア」

取り組んでよかったこと

地域との取り組みについては、最初はそごう・西武からお声がけをしてご一緒いただくことが多かったのですが、回を重ねていくうちに、「今度は一緒にやりませんか」と逆にお声がけをいただくことも増え、だんだんと輪が広がってきました。自治体や企業などの各取り組みのパネルを真剣にご覧いただくお客さまや、楽しそうにワークショップに参加されているお子さまを見るたびに、あらためてワンチームで取り組む価値を実感しています。

今後に向けて

さらに様々な多くの方々とつながり、発信を続けることで、「そごうや西武に行くと、なにかいつも新しい気づきや学びを得ることができる」と思っていただけるお店づくりに努めたいと思います。また、未来世代のお子さまに向けたイベントや、学生の皆さまが実社会に触れる場づくりなど、一人ひとりの記憶に残る体験を提供し続けていきたいと思います。

CSV推進担当に聞く！CSR・社会貢献活動への思い

そごう・西武では、「みんなのやさしさ、つなぎたい。」のメッセージのもと、10年以上にわたり環境・社会貢献活動を続けることで、地域の皆さまとの輪がどんどん広がってきました。一つひとつの力は小さいかもしれませんが、みんなが集まれば大きな力になっていく。そのためにもそごう・西武は、これからも皆さまのやさしいお気持ちをつなぐ場になることで、やさしい街づくりに貢献していきたいと思います。

コーポレートコミュニケーション室 CSV推進担当

 

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