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掲載日:2023年12月21日
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事業者名 | 三菱電機株式会社 関越支社 |
代表者名 | 支社長 高野 則弘 |
設立 | 1987年4月 |
所在地 | さいたま市中央区新都心11-2 明治安田生命さいたま新都心ビル34階 |
主な事業内容 |
電気機械器具の販売 |
従業員数 | 145人 |
ホームページ | https://www.mitsubishielectric.co.jp/business/area/kanetu/ |
弊社では、2009年から「みつびしでんき科学教室」として、電気や熱、音、光、風、そして通信やプログラミングなどにかかわる基本原理を、実験や工作を交えながら子どもたちに体感してもらう教室を開催しています。関越支社では、2022年より、さいたま市内の公民館にて小学生の夏休み特別教室として実施しています。
当基金が生まれたきっかけは、「香典返しを是非、福祉施設で役立ててもらいたい」という社員の強い申し出でした。社会貢献活動委員会(現在のサステナビリティ委員会)にて検討を重ねた結果、社員からの寄付に支援を上乗せするマッチングギフトの形式で、1992年に基金が設立されました。
関越支社では、1998年以降社員から集まった寄付を埼玉県内の社会福祉施設へ寄付しています。
コロナ禍で平日/集合型の社会貢献活動の実施が困難になったことから、同じくコロナの影響で献血者が減少し厳しい状況にあった血液事業への貢献として、献血活動を始めました。より多くの方にご協力いただけるよう、弊社だけではなく、同じビルに入る他企業やテナント等を巻き込み、ビル全体での献血を主催しました。
地域の環境保全と社員の環境に対する意識の醸成を図るために、人手不足でボランティアを募集している北本自然観察公園にて、公園内の整備を2016年から実施しています。
環境美化を通じた地域貢献と社員の環境に対する意識の醸成を図ることを目的に、支社最寄駅周辺(さいたま市)や会社寮周辺(戸田市)のゴミ拾いを2017年から実施しています。
2022年度に初めて、食品ロス削減を目的に、社内の災害備蓄品の入替を実施した際に発生した賞味期限前の食料品を、特定非営利活動法人フードバンク埼玉へ寄付しました。
毎年7月下旬から8月下旬の夏休みの時期に、「みつびしでんき科学教室」をさいたま市内の公民館にて市内の小学生向けに実施しています。本教室では、弊社社員が講師となり、光、電気等をテーマに掲げ実験や工作を交えながら、理科の楽しさやモノづくりに対する喜びを子どもたちに体感してもらいます。2023年度は、さいたま市内4カ所にて実施し、70名もの小学生に参加をしていただきました。参加いただいた小学生は、集中して実験や工作に取り組み、驚きや楽しさ等様々な表情を見せてくれました。
▲教室の様子
1992年に開始した「三菱電機SOCIO-ROOTS(ソシオルーツ)基金」は、従業員からの寄付に対して会社が同額を上乗せ(マッチング)し、社会福祉施設や団体に拠出する「マッチングギフト制度」です。
毎年、全国の事業所で多くの従業員が参加しており、関越支社では社内募金箱や社内行事で社員から寄せられた寄付を基に寄付を実施しています。寄付先施設には、弊社担当者が直接訪問させていただき、贈呈式を執り行っています。
▲贈呈式の様子
22年度分寄付額:144,000円、寄付先:一般社団法人 障害者の社会参加をすすめる会「地域活動支援センター 就労センター夢燈館」
日本赤十字社 埼玉県血液センターと連携し、弊社入居ビルの区画を使用して他テナントや一般の方も参加可能な弊社主催のビル献血を平日1日間で実施しています。2022年度は、のべ61名が参加をしました。弊社単独で行うよりもビル全体を巻き込むことで、より多くの方に献血にご参加いただけるため、より一層社会へ貢献出来ていると感じています。
公益財団法人埼玉県生態系保護協会(埼玉県自然学習センター)の指導の下、社員と社員の家族で希少種の保全を目的とした公園内の下草及び低木刈りを年に1回・休日に実施しています。
▲公園の整備
さいたま市にある支社最寄駅周辺や戸田市にある弊社単身・独身寮周辺では、社員が周辺道路のごみ拾いを年に1回・就業時間外に実施しています。
▲道路でゴミ拾い
2022年度は、賞味期限前の災害備蓄食料品約70kgを特定非営利活動法人フードバンク埼玉へ寄付しました。寄付した食料品は、同法人を通じて、地域の子ども食堂やフードパントリーに役立てられています。
各活動を行うと寄付先や協力団体、地域住民の方から感謝のお言葉をいただきます。例えば、里山保全活動では、北本自然観察公園内の希少種の芽生えが年々増えたり、社会福祉施設への寄付は、施設内で必要な電化製品の購入費用に充てられ、快適に生活できるようになったり等、そのような報告をいただけると弊社の活動が様々な形で少しでも地域に貢献できていると実感することができます。
活動の継続的な実施と新規活動の検討、また社員の活動参加を通して、社員の地域社会への関心が深まり、地域に根差した業務遂行の意識が一層高まったように感じられます。
加えて、地域と弊社のつながりが形成されるのみならず、活動に参加する弊社社員同士のコミュニケーションが促進され、弊社内の一体感が醸成を図ることもできています。
既存の各種活動の継続には、社員の活動への興味関心を引き出し、賛同者・参加者をより増やしていくことが最も重要だと考えています。そのために、各種活動の内容や当日の様子、参加した社員の感想等を社内報や社内HPを使って社内により詳しく・広く展開していく予定です。既存の各活動の規模を一層拡大させながら、活動を続けていきたいと思います。
また、その時々の状況に合わせた内容に活動を変化させる柔軟さも大切であると考えています。地域の情勢に日々アンテナを張り、今地域では何を求めているのか、その中で弊社としてできることは何かということ常に模索しながら、適時適切な形で既存活動を発展、また新規活動の企画・実現をしていきたいと思います。
地道に継続的に活動を行い、将来的には社員だけでなく社員の家族や他企業、住民の方も巻き込んだ大規模な社会貢献活動を主催したいです。
各活動の企画時は、常にどうしたら地域に役立つことができるのかということを考えながら、前回からの改善を図る、状況に合わせた新規活動を取り入れる等、自分なりに工夫しています。
弊社の活動はほんのささやかではありますが、地道に継続的に活動していくことで、地域の発展の一助になることができるのではないか、と考えています。
引き続き地域とのつながりを大切にしながら、弊社ができることを積極的に探し、行動に移していきたいと思います。
総務部総務課 大石果歩
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