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掲載日:2026年9月28日
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| 事業者名 | 株式会社コマーム |
| 代表者名 | 代表取締役社長 小松 秀人 |
| 設立 | 1991年4月 |
| 所在地 | 埼玉県川口市並木2-5-1 埼玉りそな銀行西川口支店ビル1階 |
| 事業内容 |
保育所、学童保育、児童館などの公的・受託 施設の運営 |
| 従業員数 | 880人 |
| ホームページ | https://comaam.jp/ |
コマームは創業以来、事業を通じて得た利益を社会に還元するサイクルを大切に、地域になくてはならない存在でありたいと思っています。
2013年から始めた児童虐待防止推進の「オレンジリボン運動」、2018年に開催した親子で職業体験ができる「おやこキャリアスクール」、2020年には、地域の集いの場として「コマームこども食堂」開催するなど、地域の「あったらいいな」に耳を傾け、企業や地域の方々に協力していただきながら活動してきました。
1つ1つの活動を大切に育み、着実に地域の繋がりを形成してきましたが、活動対象や活動エリアが限定的になることが多く、より多くの方に参加していただけるイベントを開催することが課題でした。
そこで、これまでコマームが培ってきた地域住民や地域企業、更には自治体との関係性を活かしつつ、複合型の合同イベントとして2022年に「こどもの笑顔Happyフェスタ」を企画し、開催することにしました。
大学生に対し、中小企業による地域貢献の重要性や実践事例を伝える講義を行っています。 「本業を通じた社会貢献」という経営哲学を、実際の成功事例や苦労話を含めた「生の声」として学生に届けている点 が強みです。
春日部市の児童養護施設「子供の町」において、外部との交流機会が限られがちなこどもたちに対し、新春行事等の特別体験を提供しています。特に18歳の成人を祝う振袖・羽織袴での撮影会は、プロの着付け講師の協力により、こどもたちの自尊心を高める極めて印象深い体験となっています。単なる物資支援ではなく、プロの技術と真心を掛け合わせた「心の交流」を重視している点が当社の誇りです。
お正月の伝承遊びや茶道体験、着物での記念撮影等を通じ、こどもたちの心の豊かさを育むとともに、地域社会との繋がりを実感できる場を創出しています。
社会課題として多国籍が進み、こども社会にも変化が訪れています。「ちがいと歩む、共につくる(多文化共生)」を2026年度の経営テーマに掲げ、埼玉県内外の全施設が、それぞれの地域事情に応じた研究テーマと年度目標を設定して実践しています。外国籍家庭の増加や障害・生活環境の多様化という課題に、保育・学童・児童館・児童発達支援の現場が同時に向き合っています。国籍や文化・障がいや家庭環境その「ちがい」を排除するのではなく、地域の力に変えることを経営テーマに掲げ、全施設がそれぞれの地域課題に即した研究テーマを定めて実践し、国籍・障害・生活環境などの違いを越えて誰もが安心して過ごせる地域の居場所をつくることができるよう努めています。
2022年11月22日に初めて、川口駅前のキュポ・ラ広場にて、”こどもの笑顔Happyフェスタ”を開催して以降、毎年11月の児童虐待防止推進月間に合わせて全施設で啓発活動を展開し、その集大成として「こどもの笑顔Happyフェスタ」を開催しています。令和7年度の川口会場は来場者5,000名を超え、食品配布を行うこども応援フードコーナー、職業体験、オレンジリボンコーナー等で構成しました。 オレンジリボン運動は50か所以上の全施設で実施し、保育士、児童指導員、施設管理者、事務局スタッフまでほぼ全ての従業員が制作支援や展示運営に関わっています。 フェスタ当日は事務局および開催地域の各施設スタッフが総出で参加し、利用者への周知、ブース運営、職業体験の指導を担います。地域貢献を企業の使命と捉える社風から、多くの社員がボランティアを含む多様な形で携わっています。
虐待防止の啓発、困窮家庭への支援、多世代交流を一つの場で同時に実現しています。
こども応援フードコーナーでは、従業員・団体・企業から食品等の寄付を募り、お菓子、お米など200組の子育て家庭に配布すことができました。

▲こども応援フードコーナー食品配布
市内の企業の協力により、ブーケ作り、Tシャツ作成、エコ工作など、当日は多くのこどもたちに体験をしてもらいました。参加企業からは、「普段は接点の持てないこどもたちと触れ合う機会は大変貴重だった。」「こどもたちから、会社では味わえない体験をいただいた。」「自社単独では難しいと思っている地域貢献も、このイベントで実現できることは大変うれしい。」などの感想が寄せられました。

▲職業体験コーナーでフラワーアレンジメント
大きなオレンジリボン製作物の絵に来場者にリボンをつけてもらうほか、大型紙芝居やこどもの自由を表現するパフォーマンス発表などが行われました。「おおきいえほんではくりょくがあった!」など、こども自身も「オレンジのリボンをつけて踊ることが運動の応援になることに気付いた」などの声を聞くことができ、事務局としてもやりがいを感じました。

▲大きな絵にオレンジリボンをつけよう
このイベントは、これまでコマームが積み重ねてきた地域貢献活動を一つにまとめた集大成であり、川口市がこどもにやさしい街・子育てにやさしい街であることを対外的にアピールする機会にもなりました。近隣のにぎわいを目にした企業の方から「次年度はぜひこども達の貢献のため参加してみたい」と声掛けがあったり、参加した企業からは「地元の中小企業のアピールにもなり、社会貢献的活動もできて様々な企業とも連携できた。」と次回を期待する声もきくことができました。
今回の取り組みによって、以下の点について成果がありました。
2026年も同様にフェアの開催が決定しています。この川口市、春日部市で行われた”こどもの笑顔Happyフェスタ”を、産学官金民連携の成功モデルとし、他の自治体でも開催していく予定です。
このイベントには社内で若手の4名が実行委員として企画・運営をしました。担当者はそれぞれ、本社の間接部門の職員のため実際保育やこども達に深くかかわる業務を担ってはいません。ですが、そんな本社事務局だからこそ会社と企業を巻き込んだ企画・運営をして社会貢献に携わることができました。
実際に企画の中で、どのように地域を盛り上げるか、自治体の協力や他団体との連携など、運営をする中で自分たちの社会貢献活動に参画している意識を持つことができました。
こども未来支援部 課長 小松 将人