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掲載日:2023年12月21日
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事業者名 | 株式会社コマーム |
代表者名 | 代表取締役社長 小松 秀人 |
設立 | 1995年4月 |
所在地 | 埼玉県川口市栄町1-4-16 |
事業内容 | 保育・子育て支援サービス |
従業員数 | 809人 |
ホームページ | https://comaam.jp/ |
コマームは創業以来、事業を通じて得た利益を社会に還元するサイクルを大切に、地域になくてはならない存在でありたいと思っています。
2013年から始めた児童虐待防止推進の「オレンジリボン運動」、2018年に開催した親子で職業体験ができる「おやこキャリアスクール」、2020年にはコロナ禍だからこそ、地域の集いの場として「コマームこども食堂」開催するなど、地域の「あったらいいな」に耳を傾け、企業や地域の方々に協力していただきながら活動してきました。
1つ1つの活動を大切に育み、着実に地域の繋がりを形成してきましたが、活動対象や活動エリアが限定的になることが多く、より多くの方に参加していただけるイベントを開催することが課題でした。
そこで、これまでコマームが培ってきた地域住民や地域企業、更には自治体との関係性を活かしつつ、複合型の合同イベントとして2022年に「こどもの笑顔Happyフェスタ」を企画し、開催することにしました。
2022年11月22日、川口駅前のキュポ・ラ広場にて、”こどもの笑顔Happyフェスタ”を開催しました。
こども応援フードコーナーでは、個人・団体・企業様から寄付を受けた食品等を配布しました。
この日は、柿やお菓子、お米など計470名200組の方へ配布すことができました。
▲こども応援フードコーナー食品配布
市内の8つの企業様の協力により、丸太輪切り体験やみそまるつくり体験、走り方教室など、当日は多くの方に体験をしていただきました。保護者の方からは「最近は学校でも安全のため、のこぎりを使うこともなくなったので、体験させてあげられてよかった。」。子どもからは「本当に早く走れるようになった!早く学校でも走りたい!」など体験した子どもから嬉しい感想を聞くことができました。
▲職業体験コーナー走り方教室
大きなオレンジリボン製作物の絵に来場者にリボンをつけてもらうほか、大型紙芝居や子どもの自由を表現するパフォーマンス発表などが行われました。「おおきいえほんではくりょくがあった!」など、子ども自身も「オレンジのリボンをつけて踊ることが運動の応援になることに気付いた」などの声を聞くことができ、事務局としてもやりがいを感じました。
▲オレンジリボンコーナーの大型絵本
このイベントは、これまでコマームが積み重ねてきた地域貢献活動を一つにまとめた集大成であり、川口市が子どもにやさしい街・子育てにやさしい街であることを対外的にアピールする機会にもなりました。近隣のにぎわいを目にした企業の方から「次年度はぜひ子ども達の貢献のため参加してみたい」と声掛けがあったり、参加した企業からは「地元の中小企業のアピールにもなり、社会貢献的活動もできて様々な企業とも連携できた。」と次回を期待する声もきくことができました。
今回の取り組みによって、以下の点について成果がありました。
・自治体に連携してもらい、タイアップさせてもらえたことが成功要因となりました。民間企業が開催しているイベントより、市報や行政のHPに掲載される信頼性が集客につながったものと考えます。
・川口市にある企業の広報活動に貢献することができました。地元で得ることができる商品やサービスを知っていただくとともに、「自分が育った街で働く」という選択肢があることに気づいていただく機会になりました。
・スタッフのモチベーション向上 運営スタッフはボランティア参加です。社会貢献を大切にするという会社の方針に賛同し、自らの意志で活動に参画しました。子どもたちや保護者、地域の皆さまに笑顔になってほしいと願う心が組織を動かす原動力となっています。より高いモチベーションが一人ひとりの個人能力、生産性の向上に繋がっています。
2023年も同様にフェアの開催が決定しています。この川口市で行われた”こどもの笑顔Happyフェスタ”を、産学官金民連携の成功モデルとし、他の自治体でも開催していく予定です。
具体的には春日部市にて、児童養護施設「子供の町」と連携した“あったか懇話会”また、地域でのオレンジリボンネットワークの構築、それぞれの取り組みが大きく成長したときに、春日部市でも集大成として産学官金民連携のイベントを開催したいと思っています。
このイベントには社内で若手の4名が実行委員として企画・運営をしました。担当者はそれぞれ、本社の間接部門の職員のため実際保育や子ども達に深くかかわる業務を担ってはいません。ですが、そんな本社事務局だからこそ会社と企業を巻き込んだ企画・運営をして社会貢献に携わることができました。
実際に企画の中で、どのように地域を盛り上げるか、自治体の協力や他団体との連携など、運営をする中で自分たちの社会貢献活動に参画している意識を持つことができました。
総務部 課長 小松 将人
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