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掲載日:2023年12月21日
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事業者名 | 医療法人社団光志会 奥原歯科医院 |
代表者名 | 理事長 奥原 利樹 |
設立 | 2002年4月 |
所在地 | 所沢市小手指町1-30-10 奥原ビル |
主な事業内容 |
一般歯科 訪問歯科 小児歯科 審美歯科 矯正歯科 予防歯科 |
従業員数 | 50人 |
ホームページ | https://koushikai17.or.jp/ |
当院は令和3年に25周年を迎え、25年の月日を共にした小手指という街、そこに住む皆様に『25年分の感謝を形にしたい』そう考えておりましたが、コロナという災害に見舞われ何も出来ずにおりました。その中で訪問先の施設、当院の患者様やテレビなどで埼玉県の障がい者の工賃の低さなどを耳にし、「当院でも何か出来ないか?コロナ禍で失ってしまった販売機会、働く機会を作ればいい」と思い、当院の前を無料開放し自主製作品などの販売を施設にしてもらう事から始め、令和3年11月に第一回福祉マーケットを開催しました。その後、市内の公園を借りて4月に第二回、8月に第三回を開催しました。
そして11月に第四回となるマーケットを開催します。
▲第一回福祉マーケット
福祉マーケットでは、障がい者施設の自主製作品の販売機会の創出を通じて、障がい者施設の利用者の収入向上につなげることを目指しています。売上げを極力利用者に還元できるように参加施設からは出店料、宣伝費等も取らず、当院や共催企業である明治安田生命保険相互会社が負担する事で支援の形としており、参加施設は所沢市だけでなく隣接市や離れたところでは飯能市や川越市、大田区からも複数の施設が参加するイベントとして、回を重ねる毎に支援の輪が広がっているイベントです。
また、福祉マーケット協力企業は小手指に根差している企業が多く、スーパーやクリーニング店、居酒屋など多種多様な企業に地域貢献、活性化として協力してもらい、共にやることで横のつながりを大切にし、更なるプロジェクトにすることで『こてさしピース』という居場所作りを主体としたこども食堂などに昇華しています。
▲所沢市マスコットところんと明治安田生命着ぐるみ
▲福祉マーケットの様子
福祉マーケット参加施設から次のような声をいただいています。
・工賃の向上はもとよりイベントに参加したいがために利用者の出席率が上がった。
・イベントに出るという目標ができた事で笑顔が増えた。
・他市の施設との繋がりや、企業と施設などの横の繋がりが増えた。
・コロナ禍でお祭りなども中々できない為開催してくれるとうれしい。
など、数字では見えない効果がマーケットを開催することで化学反応が起き始めています。
来年より年三回を目標に公園での福祉マーケットを開催します。
当院前での販売は現在開始してから一年となり、今後も引き続き実施していきたいと思っています。
現在はB型の作業所がメインですが、色々な作業所、障がい者だけでなくシルバー人材やコロナで苦労している飲食店などの支援や、施設外就労の斡旋、障がい者雇用の斡旋なども行いたいと思っています。
当院でも障がい者雇用や施設外就労、新たな働く機会の創出のお手伝いを出来たらと思い、日々縁を作っています。
今後は『農福連携』を歯科医院から仕掛けることができないか、マーケットの商品として使えるものを育てられないかなど、検討中です。
▲福祉マーケットの絶対的エース
普段はこういった思いなどは当院の理事長にお願いしておりますが、折角の機会ですので私が書かせていただきます。
当院のCSR・社会貢献活動を差配させていただき日々感じていることが、「何事も自分が楽しんでやらねば意味がない」という事です。
福祉マーケットの企画、調整、運営。一民間企業の社員が一人で差配するには限界があります。
ですが、協力してくれる企業様、施設の皆様のおかげで毎回形に出来ています。
みんなで笑いあい、楽しみながら開催することで、皆様の理解を得られ、それが地域やそこに住まう皆様への恩返しになるのなら最高だなと思い、日々活動しています。
SDGs推進部 マネージャー 勝畑直司
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