ニッケン建設株式会社
CSR・社会貢献活動について
活動を始めた時期・きっかけ
わくわく工作教室
子供たちが工作をする機会が少なくなったという声を聞いて、地域の児童の皆さんに、木に触れ合う機会、自分で考えてものづくりをする楽しさ・大切さ、困難に直面することとそれを乗り越える経験の場を提供するため、1998年に「わくわく工作教室」の開催を開始しました。
彩の国ロードサポート
元々、事務所の前、現場周辺は清掃していましたが、エリアを広げて地域の清掃活動をしようと思い、「彩の国ロードサポート」を始めました。
インターンシップ・職場体験
数年前から社員の高齢化が進んでおり、若手社員の確保が課題となっています。そこで、次世代を担う若年層の方向けに、業界のイメージアップや入社後のミスマッチを防ぎ離職率を下げる対策として、大学・高校・中学からのインターンシップ・職場体験の受入れを始めました。
具体的な活動内容
わくわく工作教室
「わくわく工作教室」は、夏休み期間中に市内の小学校をお借りして開催しています。毎回作成するものは変わりますが、木製の貯金箱、ペン立て、小物入れなどから選んでもらいます。まず、材料と工具を受取り作業台へ。そして、大工さんや現場監督に教わりながら、釘を金槌でたたき、ボンドで接着し、ペンキで色塗りをすることも。約一時間から一時間半で完成します。作品は、お持ち帰りいただき、夏休みの自由課題として学校に持って行く児童も多いようです。
その他、公民館主催の工作教室、地元商工会のお祭りでの親子工作教室も開催しています。
▲わくわく工作教室の様子
彩の国ロードサポート
「彩の国ロードサポート」は、年に4回、本社及び周辺道路の清掃活動を行っています。
▲彩の国ロードサポートの様子
インターンシップ・職場体験
大学生のインターンシップでは、県内大学の建設系学科に通う学生さんを対象に、毎年2カ月(実働40日間)、弊社社員と一緒に通常の業務を行います(2015年~)。設計業務は、CADを使用した設計、建築模型の作成、役所調査及び現地調査等を行います。施工管理業務は、その時の現場の状況により木造又は非木造の現場を担当し、品質管理・安全管理・工程管理及び図面チェックを行います。毎年2名の参加があり、今年も2名が参加予定です。
高校生、中学生向けには、3DAYSの職場体験を行っています。今年は、中学生8名の受入れを予定しています。
取り組んでよかったこと
わくわく工作教室
日常、工作する機会が少なくなっている中、木と触れ合う、ものづくりをすることができた子供たちの笑顔を見たり、子供たちから「できました」、「ありがとう」と元気よく言ってもらえることで、元気を頂いています。参加には保護者の付き添いが条件となっていますが、お父さんのほうが張り切っているなど、普段とは違う親子の触れ合いも見受けられます。
参加者の中には、「20年前に工作教室に参加しました。」というお父さんやお母さんもいて、親子2代でわくわく工作教室に参加くださった方もいらっしゃいます。当初は30名ほどの参加者でしたが、今では、戸田市内の小学生が毎年450人参加していただける、夏休み恒例の行事となりました。
彩の国ロードサポート
ロードサポート活動においても、清掃活動中に「有難う」、「ご苦労様」と声を掛けられることもあり、私達も気持ちよく活動でき嬉しく思います。
インターンシップ・職場体験
大学生のインターンシップでは、その後弊社に入社いただいた実績もあり、若年層の育成・人材確保に繋がりました。
今後に向けて
「わくわく工作教室」、「彩の国ロードサポート」及び「インターンシップ・職場体験」の三つの活動により、地域の皆様とのコミュニケーションをより深めるとともに、社員同士のコミュニケーション・団結力アップに向けて、継続して取り組んでいきたいと思います。
さらに、今後はフードドライブの寄付、エコキャップ活動も行い、社員全員が、地域の皆様と一緒に地域を見守るようになって欲しいと思います。
社長に聞く!CSR・社会貢献活動への思い
創業から50年、地元埼玉県戸田市にて営業活動して参りました。
これまで、順調な時も、苦しい時もありましたが、常に地域の皆様に支えていただきました。
これからも、弊社の基本理念「地域に愛され 地域に貢献できる 安定した会社づくり」を目指して、わくわく工作教室をはじめ、彩の国ロードサポート、インターンシップ・職場体験に取り組んでいきます。そして、しっかり業績を残し、地元で雇用を創出していきます。
地域になくてはならない企業として、地域と共に発展していきたいと思います。
代表取締役 蓮見 利之
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