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ページ番号:90618

掲載日:2023年3月17日

平成29年2月定例会 「産業労働企業委員長報告」

委員長 荒木 裕介

産業労働企業委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されました案件は、議案5件であります。
以下、これらの議案に関して行われた主な論議について申し上げます。
まず、産業労働部関係では、第44号議案について、「中小企業制度融資事業費について、今年度の制度融資の実績はどれくらいか。また、大幅な減額補正となる理由は何か」との質疑に対し、「2月末現在の実績は11,208件、979億円で、前年同期比で金額が2.5%増加しており、近年の減少傾向に歯止めが掛かった。減額補正となる理由は、当初予算ではリーマンショックのような急激な経済状況の悪化が生じても中小企業の資金繰りに支障が生じないように十分な融資枠を確保していたが、そのような状況とはならなかったためである」との答弁がありました。
次に、第62号議案について、「液体クロマトグラフ質量分析装置と大型X線CT装置を導入することで、どの産業分野に支援が行えるようになるのか。また、支援の内容や効果をどのように見込んでいるのか」との質疑に対し、「例えば、液体クロマトグラフ質量分析装置を用いることで、食品産業分野において、様々な機能性成分を含んだ高付加価値食品の開発支援が行えるようになる。大型X線CT装置は、広い範囲のものづくり産業分野において、製品の内部欠陥の有無を確認することで、品質を証明できるようになる。また、両装置とも、新製品開発のスピードアップや、製品の品質管理に役立ち、企業の競争力を向上させる効果が期待できる」との答弁がありました。
次に、企業局関係では、第56号議案について、「大麻生ゴルフ場のクラブハウスがリニューアルオープンしたとのことだが、どのような改修を行ったのか。また、今後はどのような集客の取組を考えているか」との質疑に対し、「トイレ、浴室を一新し、手狭だったロッカー室兼脱衣所をそれぞれ独立させ拡張した。女性利用客のためのパウダーコーナーの設置や、ロッカー室は男女の客数に応じた利用ができるよう間仕切りを可動式とするなどの工夫も行った。また、より多くの県民に利用してもらうため、初心者教室やジュニアゴルフ大会など、ゴルフ人口拡大の取組を強化するとともに、ファミリー割引の導入など新たな取組を、運営会社で検討している」との答弁がありました。
このほか、第54号議案及び第55号議案についても活発な論議がなされました。
続いて、討論に入りましたところ、第55号議案に反対の立場から、「八ッ場ダムの建設に関する埼玉県の負担額が増えたことに伴う継続費の補正であり、今後水道料金の値上げの可能性もあることから反対である」との討論がありました。
以上のような審査経過を踏まえ、本委員会に付託されました議案5件について採決いたしましたところ、第55号議案については多数をもって、その他の議案については総員をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
なお、このほか、当面する行政課題として、企業局から「第4次企業局経営5か年計画(案)について」の報告があり、種々活発な論議がなされましたことを申し添えまして、本委員会の報告を終わります。

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