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掲載日:2024年3月14日
Q 白根大輔 議員(民主フォーラム)
令和元年12月に、奥ノ木川口市長をはじめ同市選出7名の県議で、大野知事に早期の建設について要望を提出いたしました。一方、県では、11月に専門家から成る有識者会議を設置して施設の内容や整備について協議し、その提言を踏まえて昨年12月に整備地選定委員会を設置したと伺っております。
整備地選定における考え方については、有識者会議において「地元市との協力と熱意が不可欠であり、地元市の意向を十分に確認した上で決定すべき」と提言がありました。これまでの水泳界への貢献や水泳競技への理解、愛着、水泳に対する市民の誇りなどを考えると、川口市が望ましいのではないかと考えます。特に、県主催の関東大会、全国大会を川口市屋外50メートルプールで行っており、川口市が県の水泳行事を担ってきた役割は大きいです。
また、大野知事は、かねてから県有施設の地域バランスは大事であると発言されております。県北には熊谷ラグビー場、県央には埼玉県県民活動総合センターがあることから、県南地域にも県営スポーツ施設を置くべきであると考えます。また、今後、市内スポーツセンター2施設の老朽化により、喫緊の課題として新たな屋内プール施設が必要となり、整備地の早期決定が望まれます。そのほか、川口市では当該整備地を無償提供できるとしているなど、整備地として適当であると考えます。
そこで、県民生活部長にお伺いいたします。
これまでの選定委員会での協議も踏まえ、今後どのような点に留意しながら選定していくお考えなのか、御質問いたします。
A 山野均 県民生活部長
屋内50メートル水泳場とスポーツ科学拠点施設の設置場所を検討するため、令和2年12月、笠原一也元国立スポーツ科学センター長や小島信昭埼玉県議会水泳振興議員連盟会長にも御参画をいただき、整備地選定委員会を設置いたしました。
委員会の開催に当たりましては、各市から提出された資料も含め会議資料は全て公開にするなど、透明性の確保を前提に協議を進めております。
これまでの協議では、候補地の状況や選定に当たっての評価方法など様々な観点から議論がございました。
2月22日には、誘致の要望のあった川口市と上尾市の両市長から熱意あふれるプレゼンテーションをいただきました。
奥ノ木信夫川口市長からは、本県水泳界をリードしてきた川口の歴史と実績、県南部において県の拠点施設の設置が必要であること、無償で提供いただける土地や周辺の整備計画などについて説明がありました。
畠山稔上尾市長からは、多くのスポーツ施設が集積している上尾の優位性、県の中央部に位置し県内どこからもアクセスがよいこと、多様なアスリートが集う総合スポーツ拠点の可能性などについて説明がありました。
今後これらの御提案を踏まえ、「県域全体を見据えた有効性」や「今後の埼玉を見据えた将来性」、「県民全体への有益性」、この3点を基本に議論を進めてまいります。
候補となっている各市や埼玉県議会水泳振興議員連盟はじめ関係者の皆様からは、一刻も早い建設を強く御要望いただいております。
屋内50メートル水泳場とスポーツ科学拠点施設、それぞれの特徴を十分に検討し、設置にふさわしい場所について早急に結論を得るよう、協議を加速してまいります。
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