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掲載日:2024年3月14日
Q 白根大輔 議員(民主フォーラム)
見沼代用水は県東部を流れており、途中で東縁用水と西縁用水に分かれ、東縁用水は川口市から足立区舎人まで続いております。川口市内を流れるこの見沼代用水東縁は、河川ではなく農業用水ですが、雨水、排水が流入しているため、現在、川口市河川課がしゅんせつ作業、維持管理作業を行っているところであります。
さて、県では、平成24年度から川のまるごと再生プロジェクトにおいて、既存の遊歩道の補完、整備の実施や美化活動など地域活動とともに連携し、安全な歩行空間を確保しております。令和元年9月に世界かんがい施設遺産に指定された見沼代用水ですが、東縁の一部ではまだ遊歩道等が整備されておらず、周辺住民から、「遊歩道を整備し水辺に親しむ、癒やし又はにぎわいのある空間を創出してほしい」との声が上がっております。
そこで、農林部長に伺います。
今後、見沼代用水東縁の水辺空間の整備及びその後の維持管理について、県としてより一層の支援が欲しいところでございますが、御所見を伺います。
A 強瀬道男 農林部長
見沼代用水は、利根川を水源とし、行田市から草加市までの17市町にわたる広大な農地を潤しています。
また、水路沿いには、県が「緑のへルシーロード」をはじめとする遊歩道を整備するなど、県民に安らぎと潤いを与える貴重な水辺空間となっています。
県では、令和3年度新規事業として、身近な水辺空間の整備とともに本県の農業について県民の理解を深めていく「水辺周辺活用事業」を、今議会に提案させていただいています。
本事業は、市町村から水辺の活用計画について提案をいただき、整備内容やその後の維持管理活動については、県、市町村、地元の活動団体などからなる協議会で決定していく仕組みを予定しています。
県では、協議会での決定を踏まえ、水辺空間の整備の実施や、市町村による整備の支援を行い、さらに、草刈りや清掃などの維持管理活動が自立的・持続的に行われるよう、地域住民などに連携・協働を働きかけ、組織づくりの支援を行うこととしています。
御質問の見沼代用水東縁における水辺空間の整備と維持管理についても本事業が活用可能なものと考えています。
実施箇所は今後決定することになりますが、川口市からも、見沼代用水東縁の水辺活用の要望をいただいておりますので、今後、市と調整を図ってまいりたいと考えています。
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