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ページ番号:195023
掲載日:2024年4月1日
Q 小川真一郎 議員(自民)
この県道は、深谷市の中心市街地から荒川を渡河し、旧川本地区と嵐山町方向を結ぶ幹線道路です。荒川を渡河する橋りょうの数が限られていることから、日常的に多くの車両が通行しております。また、緊急輸送道路にも指定されており、県北で唯一の第3次救急医療機関である深谷赤十字病院へのアクセス道路でもあることから、災害時には復旧活動や緊急輸送の核となる重要な路線でございます。正に命を守る道路でございます。
しかしながら、この県道と国道140号が交差する武川交差点付近では、道路がクランク状になっており、さらには秩父鉄道の踏切と交差点が近接していることから、慢性的に交通渋滞が発生しております。また、近くには小学校があり、県道を横断して児童が通学しておりますが、荒川をまたいで移動する広域的な交通が集中するために大型車の交通量も多いことから、歩行者の安全確保について心配する声も大きくなっております。
私は、これらの問題解決のためには、現在、国道140号バイパスの上原交差点から国道140号竹川交差点までの区間で進められているバイパス整備事業を加速化する必要があると考えます。秩父鉄道との立体交差を含むバイパスの早期整備をすることで、利用者にとっても、地域住民にとっても、安全な道路が実現できます。地元の方々はバイパスの早期完成を心待ちに望んでおります。
そこで、この県道深谷嵐山線のバイパスの現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いします。
A 中村一之 県土整備部長
県道深谷嵐山線が、国道140号と交差する武川交差点付近は、県道がクランク状となっており、踏切も近接していることから、朝夕の通勤通学時間帯を中心に交通渋滞が発生しております。
このため、県では、国道140号バイパスから武川交差点までの約1.1キロメートル区間について、秩父鉄道との立体交差を含むバイパス整備を進めております。
現在の進捗状況ですが、用地買収率が98%となっております。
用地がまとまって確保できた国道140号バイパスから都市計画道路武川駅北通り線までの480メートル区間は、平成30年度に供用いたしました。
令和2年度は、武川交差点南側の用地取得と秩父鉄道との立体交差に必要な道路設計を進めており、令和3年度には、秩父鉄道が鉄道直下部の詳細設計を実施する予定でございます。
引き続き、残る用地取得を進めるとともに、秩父鉄道と調整を進め、早期に工事着手できるよう努めてまいります。
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