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掲載日:2021年12月14日
Q 中野英幸 議員(自民)
近年の記録的な豪雨の頻発により、県内でも多くの浸水被害が発生しており、河川整備の重要性を改めて認識しているところであります。川越市内においても、平成28年の台風9号に続き、平成29年の台風21号において新河岸川の越水による被害や内水による被害が発生いたしました。新河岸川の畳橋上流では2,000袋以上の土のうを積み、被害を最小限に抑えましたが、右岸側で越水被害が発生していれば、岸町一丁目周辺では多くの床上・床下浸水が発生したものと思われます。地元では、県の迅速な対応に感謝するとともに、地域の浸水被害をなくすため、新河岸川の河川改修が進むことを強く望んでおります。川越市内における新河岸川の河川改修の現在の進捗状況と今後の見通しについて、県土整備部長にお伺いいたします。
A 西成秀幸 県土整備部長
一級河川新河岸川では、平成29年10月の台風21号により、畳橋上流部で川が溢れ、また、江川流域都市下水路との合流点周辺では、内水による大きな浸水被害が発生しました。
県では短期的な対策として、河川監視のカメラを5カ所設置するとともに、排水ポンプ車の進入路として、堤防の拡幅整備を実施しました。
御質問の川越市内の新河岸川の河川改修につきましては、これまでに畳橋の下流まで完了しております。
平成30年度から未改修である畳橋から上流約1.8キロメートル区間について、堤防の整備や流れを阻害している橋りょうの架換えに着手しました。
現在、畳橋をはじめ、架換えが必要となる3橋の詳細設計を進めるとともに、畳橋の架換えに伴い必要となる仮橋の設置工事に着手したところです。
今後は、順次、三つの橋りょうの架換えを行うとともに、上流に向けて堤防の整備を進めてまいります。
また、江川流域都市下水路における地元市による内水対策と併せて、新河岸川の水位上昇を抑えるため、新河岸川放水路の渋井水門を増設することとしました。
これまでに水門の詳細設計を進め、平成30年11月には本体工事とゲート設備工事に着手したところです。
引き続き、平成32年度末の完成を目指し、鋭意取り組んでまいります。
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