トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成30年6月定例会 > 平成30年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(吉良英敏議員)
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掲載日:2023年5月2日
Q 吉良英敏議員(自民)
教員の先生方が非常に今忙しいのはよく分かります。そこで、私はこれまでの教員目線ではなく、子供目線の政策を御提案いたします。
うちはお寺で、寺子屋子供塾というものを開催しています。心掛けていることは、現役の学校の先生に負担をかけないこと、そしてもう一つは、学校の外でやること。
今日は写真を用意しました。これは、大学生が小学生に化学の授業をしているところです。もう1枚用意しました。似たような写真ですが、これは工務店のお兄さんが廃材で図工の授業をしているところです。
地域には、教員OBをはじめとしたたくさんの人材がいらっしゃいます。地域包括などよく言われる昨今でありますが、今この時代に必要なものがたくさん詰まっているように思えてなりません。学校現場では人材不足に困っていますが、学校の外は人材がとても豊富であります。学校だけが教育現場というわけではありません。是非、学校以外の学ぶ場づくり、教員のOBの方々を中心に積極的に県が後押しすべきと考えますが、教育長のお考えを伺います。
A 小松弥生 教育長
議員が実践しておられる、学校外での子供たちの学びの場のお取組は、ありがたいことで感謝を申し上げます。
本県では、学校以外の学びの場として、平成19年度から「放課後子供教室」を、また平成22年度から「子ども大学」を推進しております。
「放課後子供教室」は、地域の方々や退職教員、NPO法人などに協力をいただき、けん玉やお手玉などの昔遊び、宿題の支援、読み聞かせなどを行っております。
平成29年度には、県内46市町、404校で、小学校の余裕教室等を活用し、放課後や土曜日に活動しております。
また、「子ども大学」は、大学教授や企業の技術者の方などの協力により、ものごとの原理やしくみを追求する「はてな学」などのプログラムを実施しております。
平成29年度には54校が開校しており、県内全ての地域の子供たちが、いずれかの大学に入学できる体制が整っております。
今後も、「放課後子供教室」や「子ども大学」などで、退職教員を含めた地域人材の活用をさらに進めるなど、子供たちの学校以外の学びの場づくりに努めてまいります。
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