トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成30年6月定例会 > 平成30年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(浅井明議員)
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掲載日:2023年5月2日
Q 浅井明議員(自民)
聖火リレールートに関する質問は、一昨年、昨年とさせていただき、今回3回目になります。さきの質問に対しましての答弁は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会、いわゆる東京2020組織委員会からの通達が何もなく、白紙状態であるとのお話でした。
一方、本年四月十日には、東京2020組織委員会において聖火リレーの都道府県別の日数の割合が「希望の道をつなごう」のコンセプトとともに決定されました。複数種目を開催する本県は、東北被災3県と同じ3日間を設定されたと聞いております。
さて、平成27年11月、2020オリンピック・パラリンピック/ラグビーワールドカップ埼玉県推進委員会が設置されました。県議団も顧問メンバーに選任いただき、光栄に存じているところであります。オール埼玉による取組で委員295名、顧問165名という大所帯であり、どのように運営し、どのようなレガシーを創出されるのか、関係各位の手腕に大いに期待するところであります。
推進委員会の中に、2020オリンピック・パラリンピックとラグビーワールドカップ2019、それぞれの専門委員会が設けられており、2つの専門委員会を横断する形で、気運醸成部会、ボランティア部会などの五つの部会が設置されています。
例えば、気運醸成部会は、県民生活スポーツ局長を部会長とし、さいたま市をはじめとした関係自治体や埼玉新聞社をはじめとした民間企業により構成されており、定期的に会合を行いながら、各関係機関がそれぞれの役割に応じた取組を行っておられます。私の地元の越谷市でも、7月21日、22日に越谷レイクタウンでオリンピック2年前イベントが開催されるということで楽しみにしております。
また、本年5月18日の推進委員会の第4回総会では、埼玉県聖火リレー実行委員会の設置についての報告がありました。報告では、構成メンバーは、東京2020組織委員会のガイドライン等を踏まえ、今後検討するとのことでありました。
そこで、私からの質問ですが、埼玉県聖火リレー実行委員会の立上げはいつ頃になるのか、県民生活部長にお伺いします。
ところで、東京2020組織委員会に設置された聖火リレー検討委員会の顔ぶれを見ますと、組織委員会や館長のほか、女優、作家、企業CEO、オリンピアン、パラリンピアンなどが名を連ねています。やはり組織委員会でなく、話題の人や人気者をフィーチャーしています。県民の一生の思い出に残るような聖火リレーを作り上げるためには、ルートの選定が大切であります。それを担う委員の選任もとても重要となってまいります。
そこで、私からの質問でございますが、埼玉県の実行委員会の委員については何人くらいを想定し、やはり文化人や芸能人の参加を考えているのでしょうか。それとも、母体となる埼玉県推進委員会からの指名選任でしょうか。あるいは公募するのか、お考えはありますか。県民生活部長にお伺いします。
A 矢嶋行雄 県民生活部長
実行委員会の立ち上げ時期についてでございます。
聖火リレーにつきましては、各都道府県の実行委員会でルート案を作成し、これを本年12月末までに組織委員会に提出します。
最終的には来年の夏頃にはIOCの承認を得て公表されるという手順が示されております。
県内のルートの検討には、聖火がどこから埼玉県に入ってどこへ出るのか、その日程はいつかなど、まずは国全体の枠組が示されることが必要です。
現在のところ、組織委員会からそうした情報の提供はありませんが、県としては、本年7月を目途に実行委員会を設置し、ルート案検討に当たって必要な手順の確認や課題の整理など、今できる作業に着手をいたします。
次に、実行委員会の委員選任についてでございます。
組織委員会からは、聖火リレーのルート案の選定に際し、1日8時間で1人が200メートル、時速6キロ程度で安全着実に走行できることが求められております。
さらには、運営車両である大型バスやトラックを含め300メートル程度の車列が整然と通行できること、聖火の出発や到着時に行うセレモニーを安全に開催できる場を確保することなど、様々な要件が示されております。
実行委員会では、こうした要件を満たす箇所を整理の上、より多くの県民にご覧いただけるルートを繋いでいく作業が必要となってまいります。
実行委員会につきましては、聖火リレーの安全確保や公平公正なルート選定の観点から、識見を有する方などの参画を含め、人数や選任の方法を検討してまいります。
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