トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成30年6月定例会 > 平成30年6月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(田並尚明議員)
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掲載日:2023年5月2日
Q 田並尚明議員(立憲・国民・無所属)
ラグビーに関しては、リオデジャネイロオリンピック競技大会にも多数メンバーが選ばれた7人制女子ラグビーのトップチーム、アルカスクイーン熊谷があります。アルカスではアルカスアカデミーがあり、小中学生を中心に将来の女子ラグビー選手を育てる活動も行っております。
ところで、高校女子ラグビーの全国大会が昨年4月に熊谷で行われました。その際、埼玉はどの高校が出るのだろうとプログラムを見ましたが、埼玉の高校はありませんでした。埼玉には女子ラグビー部がある高校がなく、アルカスアカデミーを卒業した選手たちの高校での受皿がありません。中には、男子ラグビー部に入部して頑張っている生徒たちもいるほどです。ワールドカップだけでラグビー人気を終わらせるわけにはいきません。今後もラグビー人気を持続させ、熊谷ラグビー場に人が集まってもらうためにも、県内での女子ラグビー人気を高めることも一つの方法だと思います。何しろ日本のトップチームがあるのですから。
そこでお伺いいたします。現在、県内に1校もない女子ラグビー部の設置に向けて、すぐには無理だとは思いますけれども、努力していただきたいと考えますが、教育長の御所見をお伺いいたします。
A 小松弥生 教育長
現在、県立高校には、女子ラグビー部を設置している高校はございません。
一方、小中学校時代にラグビーをクラブチームで経験した女子生徒などが、男子ラグビー部に所属しており、県内5つの高校で9名が男子生徒とともに練習に励んでおります。
そのうち4名はクラブチームにも所属をしております。
今後、ラグビーワールドカップを控え、各種イベントにより、ラグビーに触れる機会が増加するなど、ラグビー愛好の機運が高まってくると予想されます。
高校の部活動を創設するには、希望する生徒が一定人数いること、施設や設備がある程度整えられること、指導者がいることなどが必要でございます。
今後、学校の意向や女子ラグビー部創部の機運の高まりの状況を見ながら、必要な支援をしてまいります。
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