トップページ > 埼玉県議会トップ > 定例会・臨時会 > 定例会概要 > 平成30年6月定例会 > 平成30年6月定例会 「経済・雇用対策特別委員長報告」
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掲載日:2023年5月2日
経済・雇用対策特別委員会における審査経過の概要について、御報告申し上げます。
本委員会に付託されております案件は、「雇用、中小企業の振興及び企業誘致に関する総合的対策」でありますが、今回は、「埼玉県経済の動向と経済・雇用対策について」審査を行いました。
審査に当たりましては、執行部から詳細な説明を受け、その後、質疑を行いました。
以下、主な論議について申し上げます。
まず、「働くシニア応援プロジェクトについて、シニアライフ案内士とは具体的にどういうものか。また、何人の養成を目指しているのか」との質問に対し、「シニアライフを過ごす上で必要となる仕事、地域活動、マネープランや健康管理などに関するセミナーの受講者を案内士として認定するものである。案内士には、セミナーで得た知識をそれぞれの職場や地域で広めていただき、多くの現役世代にシニアライフの準備を促す役割を期待している。今年度は、市町村や企業とも連携して県内各地でセミナーを行い、2、000人を養成したい」との答弁がありました。
次に、「建設現場における土曜日一斉休工を実現するためには、労務費の割増率を新設するなどの対応をとるべきと考えるがどうか」との質問に対し、「国では、労務費や現場管理費などの率に補正を加えた週休2日のモデル工事を実施している。県では現在、このモデル工事に着手はしていないが、今後、公共工事の実施に当たっては国の状況を参考にしていきたい」との答弁がありました。
次に、「今年度から新たに、商店街の空き店舗を活用した優れたプランを表彰し、出店を促進する事業に取り組むが、どのような点を評価して表彰するのか。また、どのように出店を促進していくのか」との質問に対し、「この事業は、空き店舗の活用プランをコンペ方式で募り、地域のブランドを高める優れたプランに賞金を付与することで、空き店舗への出店につなげようとするものである。例えば、デザイン性に優れたリノベーションの取組などを評価していきたい。また、コンペでは、空き店舗活用プランを公開するとともに、ホームページやSNSなどで情報発信することで、ほかの商店街での出店促進につなげていきたい」との答弁がありました。
以上、審査経過の概要について申し上げましたが、「雇用、中小企業の振興及び企業誘致に関する総合的対策」につきましては、今後とも引き続き審査する必要がありますので、閉会中の継続審査として御決定くださいますようお願い申し上げまして、本委員会の報告を終わります。
注意:議員の氏名の一部にJIS規格第1・第2水準にない文字があるため、第1・第2水準の漢字で表記しています。
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